二〇二〇年三月三〇日の夜、娘が発熱した。翌日に控えていた二歳児クラスの最後の日に登園できなかった。三歳児クラスの最初の日から登園できていない。幸いすぐに解熱して、鼻水や下痢などの症状も治まったけれど、そのまま自主的に登園を自粛することにした。万一のことも考え、家族であるぼくらもその日以来外出を控え、誰とも接触しない日々を過ごしている。その時点ではまだ東京での打ち合わせの予定や招待されていた観劇の予定などもあったけれど、事情を話してすべてキャンセルかオンラインに切り替えて貰った。詰まるところ、ワクチンも抗体もない中で感染を終息させるには人類がすべての移動を止め、誰とも接触しないこと以外にないのだろう。言うまでもなく世界中の誰もが分かっていることだ。あとはやるか、やらないか。それだけなのだ。ダイエットなどと同じで言い訳や甘えや例外を認めているうちは永遠に終息しない。医療従事者の方の「私たちだ
草の根広告社
「元気ですか? わたしは元気です。また会える日まで元気でいようね」
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