小学生の頃、学校帰りに高台にある神社に寄り道して、団地の向こうの夕焼け空を眺めて感傷に浸った。何を考えていたんだろう。何か大事なことを考えていたような気もするし、何も考えていなかったのかもしれない。でも、僕にとっては塾や習い事よりも、人生において必要な時間だったのだと今になって思う。