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スーパーマーケットで刺身の盛り合わせを買わなくなって久しい。スーパーの刺盛りは世界の漁業の縮図だ。モーリタニアの蛸。ロシアの鮭。インド洋のまぐろ。フィリピンのイカ。日本のイナダ。そういった世界の海産物が三切れずつくらい盛られている。この一皿のために何人の漁師が汗を流しているのか。この一皿のためにどのくらいの燃料が消費されたのか。世界を旅して同じものを食べ歩くことを想像すると鮮度はともかくそれが一皿千円前後で手に入るのはどういうことなのかと思慮してしまう。
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