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marikoさん のコメント

薪の匂い。小さかった頃の大切な風景を思い起こさせます。ほんのりと染まりはじめた薄桃色の空が夕餉の時を知らせるころ、ふわりと漂ってきた薪のかほり。田畑の合間に点在する家々から昇る白い煙。時がこの美しい風景を永遠に止めてくれたらどんなに幸せだろうと、夢見心地で薪のかほりを胸一杯吸い込みました。今でも薪の匂いに出逢うと、その風景の中で幸せだった小さな私になります。
No.6
114ヶ月前
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 たとえば、海岸線を走っている時のこと。向かい風が運んでくる潮の匂い。追い風に乗ってやってくる森の緑の匂い。海草やプランクトンが発する磯の香り。そして、全身をあたたかく包むような太陽の匂い。実に様々な匂いが鼻先を刺激する。そして、記憶の中に眠っていた言葉にできない何かが、様々な感情とともに呼び覚まされる。  
草の根広告社
『草の根広告社』は、放送作家を生業とする僕が、2004年からとある番組サイトで日々の想いを徒然なるままに綴って来た「人生日誌」です。大都市東京の通勤圏にある海辺の小さな町「秋谷」で暮らしている現在は、本業の傍ら、浜でビーチグラスを拾い、畑を耕し、海沿いを走りながらの日々の思索と

「海辺暮らしのミニマリズム」について書いていこうと思います。ともに掲載する「海と空の写真」が読んで下さる方の深呼吸になればと願っています。