小原信治さん のコメント
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オリーブの木は生きている限り、百年でも二百年でも、或いは千年でも実をつけてくれるそうだ。先日取材させて頂いた神奈川県二宮町「ユニバーサル農場」の濱田さんが教えてくれた。濱田さんは 200 本近くのオリーブの木を生育し、収穫した実でオリーブオイルを搾油している。 200 本と聞くととても多く感じるけれど、西欧の一般的なオリーブ農家からすればむしろ少な過ぎる方だ。
かつて生産量世界一を誇るスペインの田舎町を旅したとき、車窓越しに見たオリーブ畑は永遠に続いているのではないかと錯覚するほど広大だった。
いちがいに自由競争がいいとか、組合や商業が悪いとは言えませんが、形の良い野菜、本当は旬じゃない野菜、安い野菜を生産者に求め続けて来た僕たち消費者も変わらないといけないと思いますよね。カボチャはハロウィンにはないし、イチゴはクリスマスにはないし、トマトは冬にはないものだということを(案外知らない人が多いような)知るべきだし、あるということは「何かがおかいしんじゃないの?」と疑問を持つことが必要なんじゃないかと。安い弁当が期限切れの廃棄食品で作られていたりすることと同じように。
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