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【第263号】ホテル・イエスタディ童貞
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【第263号】ホテル・イエスタディ童貞

2020-03-11 07:00
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    マクガイヤーチャンネル 第263号 2020/3/11
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    おはようございます。

    前回の放送「最近のマクガイヤー 2020年3月号」は如何だったでしょうか?

    ニコニコの調子が悪く、生放送での視聴が難しかったかもしれませんが、アーカイブの方は既にアップされていますのでご利用下さい。

    コロナウイルス、『マンダロリアン』『ミッドサマー』『レ・ミゼラブル』『ハスラーズ』などについて節操なくしゃべることができ、満足しております。伊藤悠には是非とも十年後くらいにガンダムエースで『オルフェンズ』のコミカライズして欲しいですね。




    マクガイヤーチャンネルの今後の放送予定は以下のようになっております。



    ○3月22日(日)19時~「PCエンジンmini発売記念 おれたちのPCエンジン」

    3月19日にPCエンジンminiが発売されます。ファミコンミニやメガドライブミニ、プレイステーション クラシックといった流れのトリを飾る大物復刻版ミニハードです。

    PCエンジン用のソフトだけでなく、本来ならば初代PCエンジンやPCエンジン単体では動作しないはずのスーパーグラフィックスやスーパーCD-ROM2用ソフト、更には北米版PCエンジンであるTurboGrafx-16ソフト、計58本のゲームタイトルが収められており、他の復刻版ミニハードに比べて全く見劣りしない内容となっています。

    しかし、ファミコンに比べて知名度が低かったこと、メガドライブに比べて熱狂的あるいはカルト的なファンが少なかったことから、あまり話題になっておりません。『しくじり先生』『アメトーーク』でPCエンジンがテーマとなることも無いでしょう……

    そこで、PCエンジンの歴史や有名タイトルについて紹介すると共に、PCエンジンの魅力に迫るような放送を行います。

    ゲストとして、お互いに実はメガドライブよりもPCエンジンの方がプレイ時間が多かったことが判明した、お友達のナオトさん(https://twitter.com/Triumph_march)に出演して頂く予定です。



    ○4月上旬(仮)19時~「最近のマクガイヤー 2020年4月号」

    詳細未定。

    いつも通り最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。



    ○藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄の作品評論・解説本の通販をしています

    当ブロマガの連載をまとめた藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本『本当はFより面白い藤子不二雄Ⓐの話~~童貞と変身と文学青年~~』の通販をしております。

    https://macgyer.base.shop/items/19751109


    また、売り切れになっていた『大長編ドラえもん』解説本『大長編ドラえもん徹底解説〜科学と冒険小説と創世記からよむ藤子・F・不二雄〜』ですが、この度電子書籍としてpdfファイルを販売することになりました。

    https://macgyer.base.shop/items/25929849


    合わせてお楽しみ下さい。



    ○『やれたかも委員会』に取材協力しました。

    『やれたかも委員会』(https://note.mu/yoshidatakashi3/n/na63c34ee5adc)の「童貞からの長い手紙」に取材協力しました。単行本1巻分のエピソードになるそうです。

    ちなみに基になったお話はこちら

    https://ch.nicovideo.jp/macgyer/blomaga/ar1011063





    さて、今回のブロマガですが、ニコ生放送「つげ義春とぼくとわたし」でちょっと触れたラブホテル「イエスタディ」について書かせて下さい。


    ホテル イエスタディは、登戸駅周辺の多摩川の土手沿いにあるラブホテルです。

    地元の近くで、自分が多摩川で遊ぶ時は、必ず河原から水色の地に白で「イエスタディ」と描かれた古い看板がみえました。

    小学生の時は何故ここにホテルがあるのか意味が分からなかったのですが、中学生になってからは、河原に行くたびに仲間内で囃し立てるように名前が出ました。なんなら、仲間内では、ビートルズのイエスタデイよりも、ホテル イエスタディの方が有名でした。昨年『イエスタデイ』というビートルズが存在しない世界で唯一ビートルズの記憶を持っている男を描いた映画が公開されましたが、あの映画の世界ではこのホテル イエスタディも別の名前になっているのでしょうか。


    比較的広範囲から生徒が通う私立高校に入ったので、高校生になるとホテル イエスタディの話題で盛り上がることも減ったのですが、自分がつげ義春作品を読むきっかけとなった映画『無能の人』を観て、驚きました。あのイエスタディの看板が、写り込んでいるを通り越して、きちんと使われているではありませんか!

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    原作では連作の二話目、石のオークションを主催する「美石狂会」の会長の奥さんから言い寄られるシーンです。原作では、周囲に沢山の連れ込み宿があって、貞操の危機を感じた主人公は狼狽して逃げ出すのですが、これがホテル イエスタディに変更になっていたのでした。

    『無能の人』は1991年公開の映画です。今更連れ込み旅館も無いだろうというのと、話の展開から河原を印象付けたかったという理由から変更になったと思うのですが、よりによってあのホテル イエスタディかー! と感慨深い気分になった覚えがあります。

     
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