おはようございます。マクガイヤーです。
久しぶりに気になるゲーム『バイオミュータント』を買ったのですが、一回プレイしただけで積みゲーになってしまいました。
どこかでじっくり休みたいですね……
マクガイヤーチャンネルの今後の放送予定は以下のようになっております。
〇6月28日(月)19時~「押井守はオワコンなのか? 『ぶらどらぶ』と押井アニメの魅力」
2021年2月よりアニメシリーズ『ぶらどらぶ』が配信されています。押井守が十数年ぶりに監督(総監督)を務めるアニメ作品です。
パロディ・悪ノリ満載の、令和版『うる星やつら』とでも呼びたいハイテンションなコメディですが、残念なことに、あまり話題になっていません。
『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』でも演出として押井と組んだ西村純二監督によれば、基本理念として掲げている「仕事終わりのサラリーマンが深夜になんとなくTVをつけたら流れていて、面白いとは思いつつも次の日には忘れているような日常に根差す作品づくり」を貫いているとのことですが、2度にわけてのネット配信ではなく、週一回の深夜放送だったらもっと話題になったのでしょうか。
そこで、アニメ監督としての押井守を振り返りつつ、『ぶらどらぶ』について解説するニコ生を行います。
ゲストとして声優の那瀬ひとみさん(https://twitter.com/nase1204)をお迎えしてお送り致します。
〇7月5日(月)19時~「最近のマクガイヤー 2021年7月号」
内容未定
いつも通り、最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。
〇7月19日(月)19時~「『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』はなぜ面白いのか(仮)」
6月24日に『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』が最終回を迎えます。
制作発表時は「またゴジラのアニメか」「怪獣デザインのコレジャナイ感」「いったい誰が観るのだろうか」と、期待値が下げ止まっていた状態でしたが、いざ放送されると新鮮なストーリーと怪獣観、特撮アニメとしてもSFとしても面白さ溢れる内容が反響を呼びました。今期アニメの再注目作だけでなく、本家である実写特撮ゴジラシリーズにも影響を与えそうな勢いです。
そこで、『ゴジラ S.P』の面白さについて、怪獣の在り方や、脚本を務める円城塔などの視点から解説するようなニコ生を行います。
ゲストとして編集者のしまさん(https://twitter.com/shimashima90pun)をお迎えしてお送り致します。
〇藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄の作品評論・解説本の通販をしています
当ブロマガの連載をまとめた藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本『本当はFより面白い藤子不二雄Ⓐの話~~童貞と変身と文学青年~~』の通販をしております。
https://macgyer.base.shop/items/19751109
また、売り切れになっていた『大長編ドラえもん』解説本『大長編ドラえもん徹底解説〜科学と冒険小説と創世記からよむ藤子・F・不二雄〜』ですが、この度電子書籍としてpdfファイルを販売することになりました。
https://macgyer.base.shop/items/25929849
合わせてお楽しみ下さい。
さて、今回のブロマガですが、実際に映画『閃光のハサウェイ』を観た感想を書かせて下さい。いやー面白かったですね。
●機動戦士EDガンダム
『ガンダムSEED』のことをジェネリックガンダム、『ガンダムAGE』をデオドラントガンダム、『ガンダムUC』を接待ガンダムと呼んでいた自分は、ここ20年ばかりのガンダム作品にあまり満足できていませんでした。ガンダムに対してEDだったと言っても過言ではありません。『ビルドファイターズ』や『オルフェンズ』といった傑作もありましたが、これがガンダムの本流アニメ作品かと言えば、ちょっと違っていたわけです。『ビルドファイターズ』はあくまでガンプラありきの、公式二次創作とでも呼ぶべきアニメでした。『オルフェンズ』はガンダムを別のロボットに置き換えても十分成立するアニメでした(それを言ったら宇宙世紀を舞台としていないガンダムは全部そうではないかと言われそうですが、『Gガンダム』以外は「ガンダム」についても批評的視点が多少なりともあり、「ガンダム」の名を関する理由があると考えます。これは、どんなアメコミヒーロー作品でも「ヒーロー」についての批評的視点を持っているのと同じものです)。
ずっとガンダムに対してED――機動戦士EDガンダムだったわけですが、映画『閃光のハサウェイ』を観た直後にはフル勃起です。バイアグラを飲んだわけでもないのに勃起。女の裸でも男の裸でもなく、ガンダムで勃起です。しかし、このようなガンダムで勃起おじさん、自分のようなアラフォー以上のおじさんには多いのではないでしょうか。
それほど映画『閃光のハサウェイ』は面白かったわけですよ。
●MS戦闘の新しい表現の更新
なにが面白かったかって、まずMSの戦闘シーンの表現が新鮮だったわけですよ。
モビルスーツ(MS)の戦闘に巻き込まれて民間人が被害を負う――というシーンは、昔からありました。
『ガンダムF91』で、Gキャノンが排出した薬莢が当たって子供を抱えた母が死ぬシーンなどが有名ですが、そういえば『ガンダムF91』には『閃光のハサウェイ』監督である村瀬修功が作画監督として参加していたのでした。
『ガンダム00』では、モビルスーツがテロを起こす兵器として運用されるのですが、このテロによって家族と左腕を喪ったルイスが暴力と憎悪にとらわれてゆくさまが描かれました。
『閃光のハサウェイ』の表現は、これらのどれとも違います。
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。