おはようございます。マクガイヤーです。
『ELDEN RING』をプレイしているのですが、なかなかボスを倒せません。
YouTubeをみて倒し方を学ぶ日々なのですが、ちょっとスポーツみたいなところがあり、楽しいですね。
マクガイヤーチャンネルの今後の放送予定は以下のようになっております。
〇3月13日(日)19時~「最近のマクガイヤー 2022年3月号」(日曜日の放送になります。ご注意下さい)
お題
・時事ネタ
・2022年アカデミー賞
・『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021』
その他、いつも通り最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。
〇3月27日(日)19時~「『ザ・バットマン』公開記念:バットマンとは何者か」(日曜日の放送になります。ご注意下さい)
3月11日より映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』が公開されます。『猿の惑星:新世紀』と『聖戦記』で名を上げたマット・リーヴスが監督を務める、何度目かのバットマン映画のリブート作です。
ヒーロー活動を始めて2年目のバットマンを描くストーリーになるそうですが、2019年に公開された『ジョーカー』と同じく、『ザ・スーサイド・スクワッド』や『アクアマン』、『ワンダーウーマン』といったDCEUとは世界観を共有しない独立作になる予定だそうです。また、ダーウィン・クックによる人格が分裂したバットマン/ブルース・ウェインを描いたコミック『バットマン:エゴ』をインスピレーション元とし、バットマンことブルース・ウェインの個人的な物語について描く話になるそうです。これまでの『バットマン』映画によくあったような、バットマンよりもヴィランが目立つ話ではなく、バットマンの本質に迫るような話になることは間違いありません。
そこで、バットマンというキャラクターの成り立ちから映画『ザ・バットマン』に至るまでを解説すると共に、バットマンとは何者かに迫るようなニコ生を行います。
〇4月前半(日時未定)「最近のマクガイヤー 2022年4月号」
詳細未定
いつも通り最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。
〇4月後半(日時未定)「シン・ワクチンvsニッポン」
2016年末に放送したワクチン解説回「ニッポン対ワクチン」から約5年、新型コロナウイルスのパンデミックが世界を襲うと共に、mRNAワクチンが人類史上初めて実用化されました。他にもDNAワクチンやウイルスベクターワクチンといった新しいワクチンが続々と実用化されつつあり、人類はパンデミックによる絶滅を乗り越える科学技術を手に入れたといって良いでしょう。
3回目のワクチン接種も始まりました。HPVワクチン接種に行政がおよび腰だった数年前とはえらい違いです。一方で反ワクチン運動やワクチンやパンデミックそのものに対する陰謀論といった、古くて新しいムーブメントも盛り上がっています。また、先進国を優先するワクチン供給体制のままでは、近い将来に新型コロナウイルスの新しい変異株が途上国のどこかで永続的に生まれる可能性があることが示唆されています。人類はパンデミックを乗り越える科学技術を持ちながら、人類が人類であるが故にその技術を上手く使えないことで、パンデミックに苦しんでいるわけです。
そこで、改めてワクチンについて解説すると共に、最近のトピックを紹介するようなニコ生をお送りします。「ニッポン対ワクチン」の続編としてお楽しみ下さい。
〇藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄の作品評論・解説本の通販をしています
当ブロマガの連載をまとめた藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本『本当はFより面白い藤子不二雄Ⓐの話~~童貞と変身と文学青年~~』の通販をしております。
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また、売り切れになっていた『大長編ドラえもん』解説本『大長編ドラえもん徹底解説〜科学と冒険小説と創世記からよむ藤子・F・不二雄〜』ですが、この度電子書籍としてpdfファイルを販売することになりました。
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合わせてお楽しみ下さい。
さて、本日のブロマガですが、先日観た『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』が期せずしてものすごくタイムリーな映画になっていましたので、このことにについて書かせてください。
●2022年に公開されることになった『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』
『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』は2022年3月4日に公開されました。タイトルに「2021」とついているのは、1985年に公開された『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』のリメイクであるからなのですが、2022年に公開されたのに「2021」なのは、新型コロナウイルスの感染拡大のせいで公開が延期されたからです。2020年公開の『のび太の新恐竜』も新型コロナを理由に3月から8月に公開延期されました。前作が5ヶ月だったのに今作が1年も延期されたのは、『新恐竜』の興行成績が例年に比べて低い水準だったことが理由の一つかもしれません。もはや『ドラえもん』映画は、テレビ朝日・東宝・小学館・シンエイ動画にとってのドル箱作品です。
●リメイクとしての『宇宙小戦争 2021』
『宇宙小戦争 2021』は、細かい改編点はあるものの、基本的に1985年公開の『宇宙小戦争』、そして原作である漫画『大長編ドラえもん のび太の宇宙小戦争』と同じ話です。リメイクといっても、『猿の惑星』や『日本沈没』とは違い、小人のような宇宙人が住むピリカ星から逃亡してきた少年大統領パピと出会い、パピを助けるため、独裁者ギルモアやその配下ギルモアと戦う――というお話はほぼ同じです。このことは『のび太の恐竜2006』から『新・のび太の日本誕生』まで、これまでのリメイクされたドラえもん映画に共通しています。
で、リメイクドラえもん映画としての『宇宙小戦争 2021』は、かなり出来が良いわけですよ。
白組制作のミニチュアを背景として取り込んだり、石垣純哉デザインのメカが凝った構図で動いたり、ピリカ星という異世界の美しさや「戦争」の恐ろしさが存分に描かれたりと、現代アニメとしてかなり見ごたえがあります。同じシーンを旧作と比較すると、隔世の感があります。
パピは朴璐美、ロコロコは梶裕貴、ドラコルルは諏訪部順一と、ゲストキャクターをちゃんとした声優が吹き替えているのもポイントが高いです。一時期のドラえもん映画にありがちだった、プロモーションを見込んでタレントや著名な俳優を声優として起用するのも、リメイクにあたってのオリジナルキャラ追加も最小限にとどめており、蛇足感が(それほど)ありません。