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【第391号】追悼 寺沢武一
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【第391号】追悼 寺沢武一

2023-09-13 07:00
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    マクガイヤーチャンネル 第391号 2023/9/13
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    おはようございます。マクガイヤーです。

    ちょっと涼しくなってきたせいか、若干すごしやすくなってきたような気がする今日この頃です。

    今年の夏は酷暑ですが、おかげでダイエットできたような気もするので、このまま体重を維持したいところです。夜にお菓子ドカ食いとかしないようにしなければ。



    マクガイヤーチャンネルの今後の放送予定は以下のようになっております。



    〇9月18日(月)19時~「『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』公開記念 俺たち私たちの『シティハンター』」

    9月8日より映画『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』が公開されます。2019年に公開された『劇場版シティーハンター 〈新宿プライベート・アイズ〉』に続く完全新作劇場映画です。またキャッツ・アイ三姉妹も出てくるそうです。

    『シティーハンター』といえば80年代後半に大ヒットしたジャンプ漫画の一つですが、続編とみせかけてパラレルワールドを描いたリメイク作品だった『エンジェル・ハート』を経て、二作も新作劇場映画が公開されることに驚きと喜びを感じています。フランスで製作された実写映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』や2024年に全世界配信予定のネトフリ実写映画など、ここにきて『シティハンター』が盛り上がってきているようです。

    そこで、新作映画と『シティハンター』について解説するような放送を行います。

    ゲストとして舞台女優の桜木ゆいさん(https://twitter.com/sakuramauyoru)をお迎えしてお送り致します。



    〇10月1日(日)19時~「『GAMERA -Rebirth-(ガメラ リバース)』配信記念 昭和・平成……そして令和ガメラの軌跡」

    9月7日よりガメラシリーズ初のアニメ作品『GAMERA -Rebirth-(ガメラ リバース)』がNetflixで配信されます。いわゆる『アニゴジ三部作』ことNetflix配信のアニメ映画『GODZILLA 怪獣惑星』『GODZILLA 決戦機動増殖都市』『GODZILLA 星を喰う者』の瀬下寛之監督ということで、様々な意味でドキドキしてしまうのですが、予告編や怪獣デザインをみる限り、「子供の味方」な昭和ガメラと「怪獣シミュレーション」な平成ガメラ、それらの折衷案を『小さき勇者たち』とは違う形でやろうとしているようで、期待しています。

    そこで『GAMERA -Rebirth-』について解説しつつ、これまでの『ガメラ』映画を総括するような放送を行います。

    ゲストとして友人のナオトさん(https://twitter.com/Triumph_march)をお迎えしてお送り致します。



    〇10月23日(月)19時~「最近のマクガイヤー 2023年10月号」

    詳細未定

    いつも通り最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。



    〇11月(日時未定)「『ゴジラ-1.0(ゴジラ マイナスワン)』とALWAYS山崎貴STORY」

    11月3日より『シン・ゴジラ』以来7年ぶりとなる国産実写ゴジラ映画『ゴジラ-1.0』が公開されます。『ゴジラ』シリーズ37作目であり、ゴジラ生誕70周年記念作品と位置付けられているそうです。既に予告が公開されており、『シン・ゴジラ』を越えるハードでシリアスな描写がありそうで、SNS等で盛り上がっています。山崎貴監督映画が公開前にこんなにも(良い意味で)盛り上がるなんて、初めてのことかもしれません。

    山崎貴、そう山崎貴です。処女作である『ジュブナイル』が最高傑作であると長い間言われ続け、『ALWAYS 三丁目の夕日』が良い意味でも悪い意味でも日本映画界を変え、百田尚樹原作映画で荒稼ぎした後、『アルキメデスの大戦』で心を入れ替えたのかと思えば、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』で観客を怒らせた、あの山崎貴です。

    毀誉褒貶が激しい山崎貴が『ゴジラ』シリーズ新作を監督する。しかも、予告を観る限り心を入れ替えた方の山崎貴です。「STAND BY ME」や「DESTINY」といったアルファベットの副題もついていません。皆が盛り上がるのも分かります。

    そこで『ゴジラ-1.0』について解説しつつ、映画人としての山崎貴の本質に迫るような放送を行います。

    ゲスト未定。



    〇藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄の作品評論・解説本の通販をしています

    当ブロマガの連載をまとめた藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本『本当はFより面白い藤子不二雄Ⓐの話~~童貞と変身と文学青年~~』の通販をしております。

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    また、売り切れになっていた『大長編ドラえもん』解説本『大長編ドラえもん徹底解説〜科学と冒険小説と創世記からよむ藤子・F・不二雄〜』ですが、この度電子書籍としてpdfファイルを販売することになりました。

    https://macgyer.base.shop/items/25929849


    合わせてお楽しみ下さい。





    さて、本日のブロマガですが、先日亡くなられた寺沢武一について書かせて下さい。



    ●追悼 寺沢武一

    『コブラ』『ゴクウ』などで知られる漫画家の寺沢武一さんが8日に亡くなられたことを寺沢プロダクションが公式SNSで発表しました。68歳でした。若い。コブラを連載開始した1978年当時は23歳だったことにも改めて驚かされました。

    寺沢武一が98年に悪性脳腫瘍を患い、ずっと車椅子生活だったことは有名です。死因は心筋梗塞だったそうですが、脳腫瘍にならなければ、こんなに早く亡くなることは無かったし、もっと沢山の作品を発表していたことでしょう。エアブラシやデジタル化以上の、より革新的な漫画表現に挑戦していたかもしれません。

    数年前に『コブラ』についてあれこれ話すニコ生を友人のナオトさんと行いましたが、とても楽しかったことを未だに覚えております。

    親父の本棚にあった『コブラ』を物心ついた時から愛読していたのですが、寺沢武一が漫画家として活動し難くなっても『コブラ』の人気や魅力は衰えませんでした。ネットやSNSの時代になっても、ミーム化すると共に新たなファンが増え、時代の風雪に耐える作品であることが証明されたのではないでしょうか。おそらく、数十年経っても『コブラ』の人気はそのままでしょう。


    ●寺沢武一作品の魅力とは

    それだけの魅力が寺沢武一作品にあったということですが、ではその魅力とは具体的にどういったものだったのでしょうか。

     
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