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梅太郎さん のコメント

この決定は、「原子炉等規制法は技術的知見を踏まえ、合理的に予測される規模の自然災害を想定した安全性の確保を求めており、社会通念が反映している」としている(4/7朝日「決定要旨」)。まるでお上の意向が社会通念と言っているようだ。「社会通念」が逆立ちしている。「絶対的な安全」がシステムとして実現するのは難しいとも言っているが、万が一の時は諦めろということか。1992年の最高裁決定を下敷きにしているが、その後の福島大惨事の教訓はどこにあるのか。もう、想定外の言い訳はできないはずなのに。
No.4
98ヶ月前
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  A 事実関係 国内で唯一、稼働している九州電力川内原子力発電所1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)について、脱原発派の住民12人が運転差し止めを求めた仮処分の即時抗告審で、福岡高裁宮崎支部は6日、脱原発派の抗告を棄却。  西川知一郎裁判長は、原子力規制委員会が原発の耐震性の強化を求めた新規制基準と安全審査を「不合理とはいえない」と判断し、運転停止の必要はないと結論。 西川裁判長はまず、どのような事態が起きても放射能漏れを起こさないほどの安全性を原発に求めるのは、今の科学技術では不可能とし、「社会がどの程度の水準なら容認するかを基準として判断する」と指摘。 そのうえで〈1〉新基準に基づき想定する最大規模の地震の揺れ(基準地震動)の妥当性〈2〉原発の安全性に影響を与えるほどの破局的噴火が起きる可能性〈3〉避難計画の妥当性――をそれぞれ判断。基準地震動に不合理な点はなく、破局的噴火が迫っ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。