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フレデイ タンさん のコメント

私が最も尊敬する国際政治評論家群の一人であるカナダの元外交官ピータ・デイル・スコットは米国にはワシントンの大統領府と並立して暗黒権力が少なくとも6つあるとしてそのインテグリテイの無さを厳しく糾弾していますが、私は日本にも暗黒権力が正確な数はともかくとして複数あると福一の過酷事故以降固く信じるようになりました。特捜は勿論その一つですが、読売新聞もその一つだと思います。

あっせん利得というのは自民党のコアビジネスです。今回の事件は突然で特捜も読売もうろたえどう動いていいのか迷っていたようですね。このまま進めば国体の護持に悪影響あると懸念して読売は「いいかげんに決着をつけろ」とのシグナルを特捜に出したと思います。

今、世界を騒がしているパナマ・ペイパーズは大金満家のジョージソロスが言うことを聞かない頑固なアイスランドの首長を引きずり降ろすため、そして中国の一部分子(ウオール街によって買収されている)への決起要請だと世界のリベラル・ジャーナリズムでは専らの噂ですが、文春の告発記事で始まったこの事件はあの有名なスノーデンの内部告発型なのか、パナマ・ペイパー型なのかその判別は私にとっては興味深々の課題です。私はとりあえずのところパナマ・ペイパー型ではないかと思っています。自民党の軌道修正を狙って自民党内反主流から出た暴露ではないかと憶測しているわけです。
No.3
97ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  特捜部勤務もある元検事、郷原氏は「賄賂系は、公務の廉潔性を損なう犯罪行為で、悪質極まりない。甘利氏のあっせん利得処罰法違反は“ど真ん中のストライク”に近い事案」と言われたが、検察は即動かず、「検察の動きに“検察は、政権側が政治的影響があるから捜査してほしくない”と考えているのではないか」との懸念を表明した。 検察の捜査が始まっても、官邸は政治的配慮で圧力をかけることが懸念された。自民党筋として、 TPP への影響、今後の選挙への影響への懸念が報道された。 しかし、政権の見解を代弁するとみられている読売新聞が12日「甘利氏資金疑惑 捜査で口利きの有無解明を」と題する厳しい社説を掲げた。 今後、どう展開するかはわからないが、少なくとも世論に配慮し、厳しい姿勢をとるポーズの必要性があるところまできた。 ***************************** ・不透明な資金提供や口
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。