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PL紳士さん のコメント

 本件は、もともと昨年12月に調査が予定されていたところ、日本政府が「予算編成」や「国会日程」など取るに足らぬ理由で延期を求め、いったんは今年秋以降に先送りされていたのが、急遽実施されることになったものだ。
 調査の結果は、予想どおり安倍政権に厳しいもので、わが国の報道の自由が極めて深刻な状態にあることが明らかになった。
 しかしながら、今朝の各紙の紙面を見ると、まったく報じられていなかったり、一応報じられてはいるがほんの申し訳程度であったり(例えば、朝日は37面の小さな囲み記事で、まったく目立たない)だ。それに引きかえ、中日(東京)は1面トップ(但し、左端)と4面に調査結果の詳細ありで、何とか納得できる程度。
 「国境なき記者団」による「報道の自由度ランキング」も、日本は昨年度の61位からさらに下がって、遂に今年は「72位」。
 わが国の行く末に、心配ばかりが募る。多くの国民の能天気さに愕然とする思いだ。
No.1
105ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  日本では今、報道の自由が安倍政権の圧力によって深刻に侵されている。  この中、日本での表現の自由の状況を調査した国連人権理事会の特別報告者カリフォルニア大学教授のデービッド・ケイ氏が19日、記者会見を行なった。  ここでは「日本の報道の独立性は重大な脅威に直面しているとの全体的な評価を行っただけではなくて、放送法や特定秘密保護法の改正を求めた。  各報道機関の報道ぶりを紹介する。 読売新聞に関してはネット版では 9 時現在報道を確認できない。 報告では、特にテレビに関して、「放送事業者に政治的公平を求めた放送法4条の規定を根拠に、高市早苗総務相が放送局の電波停止に繰り返し言及した問題について“大いに懸念を抱いている。4条を廃止すべきだ”と述べ、日本は政府が放送免許を認可し、放送行政を監督していることに関し、政府ではなく独立行政機関が監督すべきだとの考えを示し深刻な問題提起をして
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。