Mythe et poemeさん のコメント
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芸術家は厳しい職業だと思います。「独自性」が求められ、そして社会に受容する用意がないと生きて行けない。
舟越 桂は彫刻家 1951 年生まれ、 彫刻家・舟越保武の次男。
彼の『彫刻家 舟越 桂の創作メモ 個人はみな絶滅危惧種と言う存在』からの抜粋。
・アトリエは迷いの場であり、迷うから道を探す、
・芸術は進歩なんかしなくていい。範囲が広がっていくだけだ。
・「なぐさめ」だけでは芸術でなく、人間にとって新しい地平を示す物でなければならない、
・もっともっと考えてみるべきだ、
・日本のアーチストは「どうあるべき」で動きすぎないか。
日本のアーチストは「どうしたい」で動いているか。
・混沌としていることを鮮明に表す。
・みすぼらしく、うすぎたない仕事場からも、美しいものが生まれるように、よごれた人間からもすばらしい芸術がうまれるかもしれない。それは難解な救い。そして人間位厚みを加えていると思う
本当に独創的な人は海外で認められてから国内に逆輸入されるという恥ずかしいパタンが主流ではないか。
司馬遼太郎が死ぬまで疑問に思い続けた「日本における拒否権の欠如」ということともつながることで、社会全体を崩す恐れのあるものは、排除される。独自性や拒否権を発揮する人間、いや自分の意見を明確に言う人間は、「変わった人」とみなされる。
意見を言うこと、独創的であることは、この国では、命がけでやることであり、欧米では賞賛の対象となることだ。
それでも国を憂う人は命をかけてやる。
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