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ymさん のコメント

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ym
私は、オバマ大統領が広島訪問を希望したにもかかわらず、藪中大使が拒絶したのは、日本政府が核兵器を持ちたいがためだと感じていました。従って、なかなかオバマ大統領広島訪問が実現しなかったのは、現在マスコミで報道されているようにアメリカ世論の動向にあるのではなく、日本政府の拒絶にあると考えています。

今時、中国や朝鮮民主主義人民共和国の脅威をマスコミを使って煽り、核兵器を持つことは憲法違反にならないと閣議決定したことなど、安倍政権は、核兵器を保持する方向へ世論や政策を醸成しているかに思えます。この状況で安倍内閣が積極的にオバマ大統領訪問を画策したとは到底思えません。むしろ今回の決定は、大変ちぐはぐな印象を受けます。

アメリカが、日本側に貸与していたプルトニウムを、引受先の州知事の了解を得る間もなく引き上げさせたことにも、日本が核兵器保持に向かっていることに警戒感を示していることが現れていると思います。

IAEAの最大の監視対象は、実は日本だと聞いたことがあります。

私は今回のオバマ大統領訪問は、安倍首相を引き連れて広島訪問することにより、安倍政権が核兵器保持に動かないよう釘を打つためだと考えています。日本が核兵器を持つことに反対の私としては、歓迎すべき出来事だと思っております。

No.4
102ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
1:  2009 年4月5日オバマ大統領はプラハにて演説を行った。核兵器廃絶に向け、歴史的演説と位置づけられた。中身を見てみたい。 ・ 今日、焦点をあてる問題は私たちの国の安全保障と世界の平和にとって基本的なものです。 21 世紀の核兵器の未来についてです。 ・今日、冷戦は消えましたが、何千もの兵器は消えませんでした。  何千もの核兵器の存在は冷戦の最も危険な遺産です。 ・ 20 世紀に自由のために立ち上がったように、 21 世紀にすべての人が恐怖から自由に生きられる権利のために一緒に立たなければいけません。核保有国として、核兵器を使用したことがあるただ一つの核保有国として、米国は行動する道義的な責任を持っています。私たちは一カ国ではこの努力を成功させることはできませんが、リードすることはでき、始めることはできます。 ・だから今日、私は明白に、信念とともに、米国が核兵器のない平和で安
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。