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younghopeさん のコメント

「飢餓であれ、馬鹿であれ」。仏教の「知足、愚直愚鈍」に通じるものであるが、経営者、権力者など社会の指導的立場にとって、不可欠な思想であり、行動である。

昨日、国会の安倍首相と山尾氏のやり取りを聞いていたが、どちらが首相でどちらが質問者かわからなくなってしまう低レベルの国会審議であった。山尾氏が女性差別の問題を現代的問題として取り上げているのに、過去の民主党政権時代がどうであったかと比較し、優位性を示そうとする。謙虚さもなければ、品位もないし、度量もないし、思慮の深さも感じられない。端的に言えば、子供の自我の段階から抜け出せず、攻められると関係のない相手の過去のことを持ち出す。女性がよく、過去のことで、夫を攻撃するのとよく似ている。全く男らしさなどかけらもなく、他人に対する慈愛の心など全く持ち合わせていないといえる。こんな指導者が社会を牛耳っていることを、若い人たちのために嘆かざるを得ない。舛添知事も同じ、東芝の経営者も同じ、三菱自動車の経営者も同じ、社員に対する、社会に対する責任などどこ吹く風、自分を守ることだけにきゅうきゅうとしている。情けない日本の現状であるが、孫崎さんのこの投稿を多くの若者が目にしてほしい。
No.1
102ヶ月前
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 私は 3 つのことを言いたい。 ・第一は実は私は大学を卒業していない。私は Reed 大学を 6 か月で中退した。私の母は大学生で養子に出す事を決め弁護士夫妻が養子にしてくれた。 17 年後私は大学に進んだ。うっかり、極めて高額の授業料の大学を選んだ。私の両親の貯蓄は大学の授業料に使われた。自分は将来像も持っていなかったし、大学がそれにどう貢献するかもわからなかったので中退した。 ・ 授業に出ていたが、大学は書の素晴らしい授業を持っていた。私はこの授業に魅了された。しかし実社会で役立つとは思われなかった。 10 年後最初のマッキントッシュ・コンピューターを造った時、この知識が役立った。私が書の授業に出ていなければ、マックの多様性あるロゴやフォント(書体データ)はなかったろう。私が大学を中退し、好き勝手に書の講座を聴かなければ、今日のパソコンは素晴らしいタイポグラフィを持っていなかったかもしれない
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。