• このエントリーをはてなブックマークに追加

m.m.さん のコメント

第二次大戦で灰燼に帰した日本が、驚異的な復興を果たしたのは、本田宗一郎、井深大、松下幸之助らの活躍が大きい。
彼らは創業者として、「こんなものがほしい」と考えた商品を作り、世間に受け入れられたことで成功者になった。その影には、同様の夢を実現したのに、社会に受け入れられずに消えていった人も数え切れないだろう。成功者と失敗者の差は紙一重なのかも知れない。成功者の伝記を読み、学んだ人が、必ずしも成功者になれないのはそのためだ。
まして、ホンダ・ソニー・パナソニックの会社の経営を委ねられた後継者たちは、創業者の重圧が負担となり、無難な経営になってしまうのではないか。それが日本経済を停滞させているのだろう。
これを打破するには、既存の企業ではなく、新たな創業者による起業が必要だと思う。だが既得権益者の利益を重視するアベノミクスは、新規起業に制約が大きい。
No.2
103ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 私は 3 つのことを言いたい。 ・第一は実は私は大学を卒業していない。私は Reed 大学を 6 か月で中退した。私の母は大学生で養子に出す事を決め弁護士夫妻が養子にしてくれた。 17 年後私は大学に進んだ。うっかり、極めて高額の授業料の大学を選んだ。私の両親の貯蓄は大学の授業料に使われた。自分は将来像も持っていなかったし、大学がそれにどう貢献するかもわからなかったので中退した。 ・ 授業に出ていたが、大学は書の素晴らしい授業を持っていた。私はこの授業に魅了された。しかし実社会で役立つとは思われなかった。 10 年後最初のマッキントッシュ・コンピューターを造った時、この知識が役立った。私が書の授業に出ていなければ、マックの多様性あるロゴやフォント(書体データ)はなかったろう。私が大学を中退し、好き勝手に書の講座を聴かなければ、今日のパソコンは素晴らしいタイポグラフィを持っていなかったかもしれない
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。