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younghopeさん のコメント

国のように大きな対象でなくて、「自分の人生を自分自身で切り開いているか」と、問われたとき、答えに戸惑う人がほとんどなのでしょう。ほとんどの人は、決められた社会システムに従って、幼児ー子供―小学校―中学校―高校―大学(専門校)-就職―結婚―病気ー死の過程を経る。大学までは、体制を支える養成教育が行われるのであって、個性、独立性を養成するのでなく、体制のシステムを暗記させ、システムに従う人間を養成することでしかない。職場も同じであり、システムは軍隊化しており、システムに従わない人は、簡単に排除される。正規、非正規、学歴など格差を助長するシステムが満載フル稼働しており、弱者は社会の底辺に押し下げられていく。このような不安定の中では、50歳を超えても結婚しない、出来ない男性が極めて多くなっている。社会を構成する人間の円環というか循環というか、バトンタッチシステムが破壊され、社会の安定、円滑化に機能障害が出てくるのではないかと懸念される。孫崎さんご指摘の「国の安全確保」の問題もある。自分の国を自分で守らず、他国に依存するなど、自立自尊の精神がどこかに置き忘れられている。この国はどこかがおかしい。安倍首相のような愚かな人間しか、この国のトップに選ばれるというか、やろうとする人がいなくなっており、対米従属の呪縛が、この国を金縛りにしていることは確かである。安倍に代わって日本のために頑張ろうとする人は出てこないのであろうか。
No.1
103ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
『21世紀の戦争と平和』の一部 「自分の国は自分で守る」。当然のことです。でも、いまの日本にはこの極めて簡単な考えを忘れてしまっている人があまりにも多いのです。 「日本は米国に守ってもらっている。その関係が不安定にならないよう、貢物をもっとしなければ」という考え方が、現在の日本の主流になってしまっていないでしょうか。でもそれは世界の常識からすると、あまりにも異常な、倒錯した考え方です。  私は一九九三年、独立したばかりのウズベキスタンに大使として赴任しました。  ウズベキスタンが独立し、最初に行ったことは、ウズベキスタンからロシア軍を完全撤退させることでした。  ウズベキスタンは中央アジアの国です。周辺には、イラン、インド、パキスタン、中国が控えています。そして近隣のアフガニスタン、トルクメニスタン、カザフスタンやキルギスとは、国境や水資源の問題で紛争を抱えています。不安定な土地柄です。しかし独
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。