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フレデイ タンさん のコメント

[自分の国は自分で守る」というのはコンセプトとして明解で理解できます。しかし、現実の世界政治を見ますと米国のシオニズムが特に21世紀に入って益々活発になって「資本による世界の所有」を目指して活発に軍事行動に勤しんでいます。そしてそこにあるのは「国家主権の否定」です。TPPはその完成形です。私の目には日本の安倍体制は米国シオニズムにしっかり抱きすくめられた優等生です。一方、トランプの発言は米国シオニズムに反旗を翻している意味で画期的です。彼はイスラエルのネタニアフに全面降伏(米国そのものが自らの主権を放棄している)している米国議会、大統領府にノーを突き付けている剛のものとして私の目には映っています。JFKみたいにならないことを切に望んでいます。

そういうシオニズムの攻勢に逆らって国家主権の維持こそがそれぞれの多くの国民の究極の幸せに繋がると断固頑張って専守防衛にこれ努めて居る諸国が北朝鮮、中国、ロシアです。一方、ヨーロッパ諸国の殆どはNATO加盟国ですから「自分の国は自分で守る」という概念を放棄させられているように見えます。ウクライナでのネオナチ・クーデターでロシアとNATOが一触即発の戦争危機に陥ったとき、フランスとドイツが慌てふためいたのはつい先日のことでした。両国はこれから「自分の国は自分で守る」という命題に向かって動き始めるのではないでしょうか。しかし、米国シオニズムが許すでしょうか。米国のシオニズムはシツコイですよ。

兎に角、トランプの発言は貴重です。実現を望みます。そして、ロシア、中国等が頑張ってシオニズムの追放に成功することが何よりも求められると思うのです。米国シオニズムに毒された尽くされている日本の政界と大手メデイアが「自分の国は自分で守る」という哲学を自主的に採用し、金で買収されないないようになるには天文学的年数がかかるように思うのです。
No.6
103ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
『21世紀の戦争と平和』の一部 「自分の国は自分で守る」。当然のことです。でも、いまの日本にはこの極めて簡単な考えを忘れてしまっている人があまりにも多いのです。 「日本は米国に守ってもらっている。その関係が不安定にならないよう、貢物をもっとしなければ」という考え方が、現在の日本の主流になってしまっていないでしょうか。でもそれは世界の常識からすると、あまりにも異常な、倒錯した考え方です。  私は一九九三年、独立したばかりのウズベキスタンに大使として赴任しました。  ウズベキスタンが独立し、最初に行ったことは、ウズベキスタンからロシア軍を完全撤退させることでした。  ウズベキスタンは中央アジアの国です。周辺には、イラン、インド、パキスタン、中国が控えています。そして近隣のアフガニスタン、トルクメニスタン、カザフスタンやキルギスとは、国境や水資源の問題で紛争を抱えています。不安定な土地柄です。しかし独
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。