p_fさん のコメント
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スノーデンは米国が日本で如何に盗聴しているかを暴露した。
ドイツ、フランスなどは政治家だけでなく、国民も怒った。しかし、米国隷属に慣れている日本人は全く平気である。
▼三沢(青森)~嘉手納(沖縄)日本に根を張る米国諜報網
▼日本の情報の盗聴源は大洋横断ケーブル
本誌は前号で、元NSA契約職員・エドワード・スノーデン氏( 32 )への日本初となる独占インタビューによって、米国による世界同時監視システムを暴いた。引き続き今回は、米NSAが民間通信会社を抱き込んで行う監視と世論操作の驚愕すべき実態を伝える。
米国家安全保障局(NSA)の元契約職員、エドワード・スノーデンが2013年6月、NSAの極秘監視網が世界中のインターネット、Eメール、電話の情報を集めていると告発したとき、どれだけの日本人が自分のコミュニケーションものぞかれ、聞かれ、盗まれているかも、と感じただろうか?
“...GCHQが検討した、驚くべき世論操作の手法が示されていた。社会的に影響力をもつ個人や組織の信用を失墜させるために、ネット上で偽の情報を流す、写真を差し替える、同僚や友人にメールを送る、「被害者」を登場させる━。さらに市民団体やNGOを弱体化させる方法を、精神分析、社会心理の専門家たちが研究している...「ネット上の世論調査、投票、評判、会話の操作にも知恵を絞っている。これは犯罪捜査やテロ対策とはなんの関係もない、権力の乱用です。乱用がルーティン化している。しかし乱用は秘密に守られ、けっして表には出ない・・・・・・」”
なぜ日本は強く抗議しないのか-紹介されていた孫崎さんのコメント通りと思いますが、仮に「抗議したら出世に有利に働く」などと様子が変わったとしても、恐らく誰も抗議しないでしょう。あたかも、動物園で生まれ育ったために、野性に戻ることなど考えもつかない如くです。つい「わたしを離さないで」も想起されますが、週刊読書人3/18号の-「ヘールシャム化」する世界-で主人公たちが何故 反旗を翻さないのか議論されていました-
“彼らをそういう境遇に置いている社会のルール、いわばゲームのルールを、彼ら自身がどこまで知り得るかということ。そうした知識がまったくなければ、その社会を作っている人間たちの裏をかくことも、ルールを逆手にとって行動を起こすことも困難です...普通の境遇であれば、子供は大人をロールモデルにして成長し、社会やそのルールについて知ることができる。しかしヘールシャムのクローンたちは、運営者の「善意」によって、その可能性を組織的・構造的に奪われている...自らの宿命について、十全には理解できないように育成されているのだと、私も思います。「教わっているようで、教わっていない」”
“エリクソンが一九六〇年代にこう指摘しています。「多くの黒人男性は、自分の周囲を取り囲んでいる白人の「否定的」な目の反映物に成り下がってしまっている。それはあたかも、像を歪める鏡の間に閉じ込められ、自分のかたわな姿を信じるようなものだ」。そしてこの「悪魔的に効果的なやり方は、今も続き、一定の影響力をもち、平等が「容認」されている場合ですら、その平等な権利を行使してはならないという仕組みになってしまっている」と。”
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