• このエントリーをはてなブックマークに追加

oldjapさん のコメント

一般的に、ヨーロッパの人間が米国の活動に批判的なのは、結局彼ら欧州人は、「米国の支配層は元欧州人の移民、すなわち彼らの中でも被支配階級の者が母国での競争に敗れて植民地に逃れた弱者グループの子孫にすぎない」と、見下しているからであり、自分たちの支配権を奪った米国に対する恨みがあるからだろう。翻って日本国民をみれば、大多数の日本人は、欧州や米国の歴史もろくに理解せず、一方、また欧米に対する劣等感は染みついているので、「なぜ、欧州人のように米国の支配になぜ怒らないのか」、なんてまるで頓珍漢な、ばかげた反省をしているのだろう。孫崎のこのリポートは、日本の外交官にありがちな、反省好き、自虐好みの説にすぎない。一方、日本人の大半は、米国の実力が欧州と同等ないし、それを大きく上回っていることを正しく理解し、日本が従う相手としては、米国を選んでいるのである。もちろん、100%米国を頼っているわけでも、奴隷になり下がったわけではない。適正に米国への批判は持っている。しかし、日本が世界のリーダーであるとか、全く独立国として、第三の道を一人で歩けるなどとは思っていない。国防も集団防衛しかありえないと思っているだけだ。
No.6
102ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  スノーデンは米国が日本で如何に盗聴しているかを暴露した。  ドイツ、フランスなどは政治家だけでなく、国民も怒った。しかし、米国隷属に慣れている日本人は全く平気である。 ▼三沢(青森)~嘉手納(沖縄)日本に根を張る米国諜報網 ▼日本の情報の盗聴源は大洋横断ケーブル  本誌は前号で、元NSA契約職員・エドワード・スノーデン氏( 32 )への日本初となる独占インタビューによって、米国による世界同時監視システムを暴いた。引き続き今回は、米NSAが民間通信会社を抱き込んで行う監視と世論操作の驚愕すべき実態を伝える。  米国家安全保障局(NSA)の元契約職員、エドワード・スノーデンが2013年6月、NSAの極秘監視網が世界中のインターネット、Eメール、電話の情報を集めていると告発したとき、どれだけの日本人が自分のコミュニケーションものぞかれ、聞かれ、盗まれているかも、と感じただろうか?
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。