米国次期大統領関連報道では、トランプの危険性が強く打ち出されている。しかし、ヒラリーは危険な存在である。イラク戦争等米国の軍事介入を促進してきた「ネオコン」と呼ばれるグループは続々ヒラリー支持を表明し、更に米国金融界もヒラリー支持を表明している。このグループは、彼女がMedicare(メディケア、高齢者および障害者向け公的医療保険制度)や社会保障等弱者救済制度に手を付けることを期待している。
A事実関係
英国ガーディアン紙、Trevor Timm著「 ヒラリー・クリントンはネオコンか(Is Hillary Clinton a neocon?)」の主要論点
・先週、更に共和党のグループがヒラリーの大統領候補を支持
・長らく共和党外交政策の確信的人物でイラク戦争参加論者であったロバート・ケーガンがクリントンの大統領候補を支持する新たなネオコンとなった。
(注ネオコン:新保守主
コメント
コメントを書く「安倍政権は対米隷属」と言われるが、ここでいう「米」とは、米国政府の意味ではなく、アーミテージらのネオコンのことである。
したがって、誰が大統領になろうともわが国の政治は、何ら影響を受けないはずだ。
対米隷属政権の支持者はご安心を。
それにしても、この国には「国民のための政治」を目指す政治家はいないのだろうか。
「政治家になりたがる人」などというものにろくな人物が
いるはずもなく、だから「より悪そうなやつ」から先に
順番に消していくしかない。
それが「二番目に悪いシステムである」民主主義にとって大切なこと。
前にも書いたがヒラリーはほんとに危険な女。
こいつだけは米国大統領にしてはいけない。
だからいち早くトランプ支持を表明されたフレディさんの尻馬に乗る
形であったが私もトランプ支持。
資本主義が、「人」に視点を置いた社会福祉を重点にした社会主義方向を目指すか、「物、お金」に視点を置くかによって、大きく方向性が異なってくる。「物」が民生品大量生産から「兵器産業」に特化され、「お金」が「金融」に特化されているのが、米国修正資本主義であり、どのように対応するかは、政治家の本質を問うものであることは、疑いないことです。
世界の情勢は、米国的な修正資本主義が、限界的な様相を示しているとき、程度の差はあれ、ヒラリ氏ーにしても、トランプ氏にしても、一定の距離感は保持しているとみたい。たとえ、ヒラリー氏が、ネオコンに必要以上に傾こうとしても、世界の流れに掉さすことになり、自身の基盤が崩れることにしかならないのではないか。頑固さが気になるが、柔軟性も心得ているとみていきたい。
ヒラリーはオバマ政権の国務長官としてリビアのカダフィー大佐とそれに従う多数の人々をアルカイダとNATO空軍を使って虐殺した。彼女はその後そのアルカイダをシリア、イラクに送り込みISISの前身部隊を構築し無辜の多くのシリア人を虐殺した。
彼女は公職を離れても殺人行為を止めず、戦争お宅のジョン・マケインたちと弦み、ウクライナ・ナチスを起用し、無辜のウクライナ人とオデッサ周辺のユダヤ人を民族浄化を旗印にさせて虐殺した。
彼女たちが造った流れは今も好戦派に執拗に受け継がれ、シリア、イラクで破壊工作、殺人を続行している。ヨーロッパと米国の良識は彼女をハーグの国際裁判所に第一級の殺人はとして告発すべきだと叫んでいるが、ユダヤ資本に蹂躙された商業メデイアは黙殺している。
懲りない彼女は、スコットランド独立危機の時、第一声として「大英帝国が割れれば、ロシア攻略が不可能になる」と発し、ロシア略奪が難しくなるのを嘆いた。スコットランドの独立はMI6が開票に介入し阻止されたとの専らの噂。ヒラリーの第一声から判断してその噂の信ぴょう性は高いと私は思っている。
ヒラリーはドイツのナチズムをそっくり継承してウオール街で誕生したファシズム、その現代名:ネオコン・シオニズムの熱烈な信奉者であり実践者と言えよう。彼女が大統領になれば第三次世界大戦の勃発は現実性をぐっと増すことは間違いない。