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younghopeさん のコメント

1988年7月に発効した「日米原子力協定」が、2018年7月に有効期限を迎える。特に異論が出なければ、このまま協定が継続されるということである。

本来は、このまま「日米原子力協定」を継続するかどうかを国民に問わなければならない。30年前と今では、日本のエネルギー問題に占める原子力発電の比重は格段に低下しているし、リスクを抱えたなエネルギーという点、トータル的コストが長期間に及ぶ点で、必ずしも、不可欠なエネルギーではなく、どうしても原子力の研究開発が欠かせないということであれば、安全性が確保できる1か所か2か所に限定すべきでしょう。日本の場合は、やめるなら全部、やるなら大きな問題がない限り全て継続ということになる。政府の方針は、後者を選択しているといえるが、孫崎さんご指摘のように、再稼働条件があまりにも低すぎる。何故か。電力会社の経営を後押しするため、原発規模は現状維持したいという権益団体利益中心の考え方から脱皮できないからとしか、言いようがない。生活主体のため、学者、地域住民の圧力も無視できない。
No.1
100ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 1  これまで、本ブログにおいて、原発の認可には、基準地震動が極めて重要であると指摘してきた。 「基準地震動」の定義: 原子力発電所の耐震設計において基準とする地震動。地質構造的見地から、施設周辺において発生する可能性がある最大の地震の揺れの強さのこと。単位はガル。 つまり、 つまり、 原発建設地の最大の地震の大きさを設定する。 この設定に耐える原発を作る・ だから原発は安全である。 福井地裁の樋口裁判長は高浜原発の運転を禁じる仮処分決定、その時の判決内容は基地震動に次のように指摘している。 判決文で「基準地震動」「基準地震動は原発に到来することが想定できる最大の地震動であり、基準地震動を適切に策定することは、原発の耐震安全性確保の基礎であり、基準地震動を超える地震はあってはならない。しかし、全国で20カ所にも満たない原発のうち四つの原発に5回にわたり想定し
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。