KUBOTAさん のコメント
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これまで、本ブログにおいて、原発の認可には、基準地震動が極めて重要であると指摘してきた。
「基準地震動」の定義:
原子力発電所の耐震設計において基準とする地震動。地質構造的見地から、施設周辺において発生する可能性がある最大の地震の揺れの強さのこと。単位はガル。
つまり、
つまり、
原発建設地の最大の地震の大きさを設定する。
この設定に耐える原発を作る・
だから原発は安全である。 福井地裁の樋口裁判長は高浜原発の運転を禁じる仮処分決定、その時の判決内容は基地震動に次のように指摘している。 判決文で「基準地震動」「基準地震動は原発に到来することが想定できる最大の地震動であり、基準地震動を適切に策定することは、原発の耐震安全性確保の基礎であり、基準地震動を超える地震はあってはならない。しかし、全国で20カ所にも満たない原発のうち四つの原発に5回にわたり想定し
熊本地震の時も気象庁の記者会見で1度だけ最大加速度(1,362ガル)の値が発表されたが,ほとんどが「震度階級」のみの発表に終始した.また,その後日本各地で生じたかなり大きな地震の地震情報でも,「震度階級」の発表はあるが「最大加速度」値の発表は消えてしまっている印象を受ける.
「最大加速度」の値は発表しても一般的には解りにくいとの話も耳にするが,せめて気象庁のホームページ中では容易にその情報が見つかるよう記載をしてもらいたい.もともと地震計で取得する地震動の波形生データは加速度波形などだろうから加速度値の発表は容易な筈だ.そうでないと原発の設計基準地震加速度値と容易に比較出来ないようにする為の意図的な情報隠蔽に見えてしまう.(2016年7月18日)
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