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m.m.さん のコメント

歴代ロシア(ソ連)側は、領土返還は平和条約制定と一体で実現したかったが、日本側はまず領土返還、平和条約はその後に考えることに固執していた。
それは、返還された領土にまず、米軍基地を作り、アラスカ側の米軍と共に千島列島に侵攻させようと考えたのだろう。
ロシア政府がそんな手に乗るはずがない。
日ソ交渉が軌道に乗らない内に、国後島や択捉島には多くのロシア人が住み始めたため、今や領土返還は物理的にも不可能になったと思われる。
今となっては領土問題は棚上げのまま、まず平和条約を締結するのが、日ロ双方にとってのメリットではないだろうか。
No.2
102ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
極めて確度の高い情報。発言者はロシア外交のほぼ最高位にいたことのある人物。  発言内容。 「プーチン大統領は日本との領土問題の解決を真剣に目指していた。歯舞・色丹の2島返還を行うつもりであった。 しかしクリミア問題勃発。プーチン政権はこの危機的状況下、ナショナリズムに大きく依存することとなった。 この中今や2島返還もプーチンですら実施できない状況になっている。」  参考1: ・日ソ共同宣言(日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言) [ 年月日 ]  1956年10月19日 9 日本国及びソヴィエト社会主義共和国連邦は,両国間に正常な外交関係が回復された後,平和条約の締結に関する交渉を継続することに同意する。  ソヴィエト社会主義共和国連邦は,日本国の要請にこたえかつ日本国の利益を考慮して,歯舞諸島及び色丹島を日本国に引き渡すことに同意する。ただ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。