極めて確度の高い情報。発言者はロシア外交のほぼ最高位にいたことのある人物。
発言内容。
「プーチン大統領は日本との領土問題の解決を真剣に目指していた。歯舞・色丹の2島返還を行うつもりであった。
しかしクリミア問題勃発。プーチン政権はこの危機的状況下、ナショナリズムに大きく依存することとなった。
この中今や2島返還もプーチンですら実施できない状況になっている。」
参考1:
・日ソ共同宣言(日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言)
[年月日] 1956年10月19日
9 日本国及びソヴィエト社会主義共和国連邦は,両国間に正常な外交関係が回復された後,平和条約の締結に関する交渉を継続することに同意する。
ソヴィエト社会主義共和国連邦は,日本国の要請にこたえかつ日本国の利益を考慮して,歯舞諸島及び色丹島を日本国に引き渡すことに同意する。ただ
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「対米隷属外交のつけ」=「独立国としての外交ができない」
「経済外交」であれば、現実的にどこでも行われているが、「領土外交」となると、米国の干渉が入る。過去にも、ダレスの一喝で、二島返還を断念した経緯がある。安倍首相は、過去の経験をどのように生かそうとしたのであろうか。二島は最初から念頭無く、経済支援による外交しか考えていなかったのでしょう。ロシアに対してはともかく、日本国民、特に二島関係者に対しては、大きな背信行為に見える。政治家が、権益のみにしか目がいかなければ、日本という国が溶解してしまう。日本を愛する気持ちがあるのであろうか。一方。韓国、中国、ロシアに対する嫌悪感は並みでなく、異常としか言いようがない。このギャップ、皆が皆、なんとも思わなくなっている社会は、米国の植民地化が完成しているともいえる。
歴代ロシア(ソ連)側は、領土返還は平和条約制定と一体で実現したかったが、日本側はまず領土返還、平和条約はその後に考えることに固執していた。
それは、返還された領土にまず、米軍基地を作り、アラスカ側の米軍と共に千島列島に侵攻させようと考えたのだろう。
ロシア政府がそんな手に乗るはずがない。
日ソ交渉が軌道に乗らない内に、国後島や択捉島には多くのロシア人が住み始めたため、今や領土返還は物理的にも不可能になったと思われる。
今となっては領土問題は棚上げのまま、まず平和条約を締結するのが、日ロ双方にとってのメリットではないだろうか。
安倍氏もその背後にぴったりくっついているネオコン・シオニストたちはもっと恐ろしいことを考えて居ると私は思っています。
安倍氏たちはネオコン・シオニストの尻馬に乗って対露戦線を戦いネオコン・シオニストの垂涎の的であるハートランド、つまりロシアの大地を獲得したあと、その東の果ての千島列島全部、樺太全部をご褒美としていただくことを考えて居るに違いないのです。ハートランドについてはウオルフォウイッツ・ドクトリンにそう書いてあるから笑いごとでは済まないのです。ネオコン・シオニストのシオニズム、安倍氏たちの国家神道はカルトですからハートランドを奪う試みがどれだけ恐ろしいかを分かろうとしません。
私たち地球人のこれからの課題は狂気のカルトと化しつつある国家神道と既に21世紀に入ってアラブ全域を混乱の坩堝に落とし込みロシアを挑発して狂人ぶりを発揮して既に盛ん極まりないシオニズムをいかにして封じ込んでいくかだと思うのです。