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m.m.さん のコメント

参院選で野党共闘をした目的は、改憲派に2/3の議席を与えないことではなかったか。
その目的を達成できなかったことは、「成功」とは言えないだろう。

この共闘を自民党などから「野合」と非難されたのに、野党側は黙認していた。

政策のまったく異なる民進党と共産党が、なぜ共闘に踏み切ったのか。
それは、安倍政権の暴走を許していたら、「法治国家」も「民主主義」も「国民の幸福」も、奪われてしまう。
そんな非常事態を防ぐには、政策の違いを議論する余地もないのだと、訴える必要があったのだ。

だが野党各党は、非常事態が迫っていることを理解させようとしなかった。
表面的には安倍批判をしながら、実は安倍政権と内通しているのかも知れない。

No.2
101ヶ月前
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先の参議院選挙では、自公などの「改憲勢力」が参議院の議席で3分の2を確保し、自公の圧勝という面が強調された。 しかし、冷静に選挙結果を分析すると、自公には大きい不安状況が出てきている。 自民党の獲得議席は56であったが、これは前回の65議席から大幅減になっている。 大幅減を作り出したのは小選挙区で、予想以上の敗北をしたことにある。共闘は11議席を獲得した。 これは、安倍首相が先頭にたち、従来にない強力な利益団体への締め付けにも関わらず実現したことによって、打撃は大きい。 11議席の特徴を県内の地域別にみると、都市部だけではなくて、その他の地域にも平均的に票を伸ばしている。 参議院選挙で野党共闘ができれば、自民党は大きく票を失う可能性が出現した。 だからこそ、この危機をうけて、民主党内に野党共闘を崩そうという動きが出た。第2自民党としか呼べない人々の動きである
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。