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フレデイ タンさん のコメント

フランスの進歩的ジャーナリストのオコルマインさんが欧州諸国にアラブ地域から避難民が流れ込むことについて考察する文章の中に「あのレーニンを継いだスターリンは共通の文化、習慣、言語等を持つ人々は一つの主権を持ち国家を形成することが望ましいと考えていた。国家に移民を受け入れることは既存の労働条件を悪化させ、資本の利益を増大させるだけだと見て居た」とありましたが、独裁者スターリンにしては、グローバリズムの欠点に気づいていたようにも考えれ、彼のこの論点については私は感心しているのです。

共和党のトランプ大統領候補がメキシコとの国境を高いウオールで遮断する考えを表明していますが、スターリンの考えに共通するものがあり、私は尤もな話だと思います。

泥沼化したアラブ地域からヨーロッパに避難民が流れていくのは泥沼を作った当事者がNATO諸国ですからそのしりぬぐいするのは当然なんですが、困るのはヨーロッパ諸国の労働者と一般市民です。

続く
No.2
100ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
1: PEW は July 11 「欧州人は難民の押し寄せはより多くのテロとより少ない職になると懸念( Europeans Fear Wave of Refugees Will Mean More Terrorism, Fewer Jobs )」の世論調査を発表している所、主要論点 (1):難民の流入によって起こる現象(%)  国名   テロの可能性増大  職奪い負担増  他グループより犯罪大  ハンガリー  76%     82%        43%  オランダ   61%     44%    ドイツ    61%     31%        35%  イタリア   60%     65%        47%  スエーデン  57%     32%        46%  英国     52%     46%        28%  仏      46%     53% 
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。