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フレデイ タンさん のコメント

>>3
続き
核先制攻撃については米国のあの戦争カルトの第一人者であるウオルフォウイッツが10年ほど前に具体的に提案した戦術があるんです。ロシアの大陸間弾道弾の発射基地を全部同時に一瞬で吹き飛ばすということなんです。これは米国の病的なロシア人嫌いが賛成する狂気の戦術なんですが、さすが、現実的な米国指導層はこの戦術はFEASIBLEでないと今のところ廃案状態のようです。ロシアの核戦術は日進月歩ですから、ウオルフォウイッツの戦術は通用しなくなってしまっているのでしょうか。

もう一つの戦術は、イスラエルが温めているものです。イランを核攻撃して核施設を破壊し反イランの中東分子を糾合し米国の後押しでイランをイラクみたいに泥沼化する対イラン核戦術です。しかし、そうすれば、中国とロシアが黙っていない。やはり、FEASIBLEではないのです。

ウオルフォウイッツ、イスラエルの核先制攻撃戦術には私は絶対反対です。しかし、戦術としては「なるほどそう考えるか」みたいなフィーリングは得られます。

安倍首相の先制核攻撃の考えは一体どういうものか私はとても気になります。憎い中国の首都北京、傲慢な北朝鮮の首都平壌を水爆で吹き飛ばすことを考えているのでしょうか。広島や長崎みたいに。もしそうなら、間違いなく狂気です。このまま進めば、とんでもないことに日本はなるのです。
No.4
100ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A 事実関係 /8/16 付日経新聞 15 日付の米紙ワシントン・ポストは、オバマ米大統領が核兵器を最初に使わない先制不使用宣言を検討していることについて、安倍首相がハリス米太平洋軍司令官に反対の意向を伝えたと報じた。北朝鮮などへの抑止力が低下し、紛争リスクが高まる懸念があると伝達したとしている。   複数の米政府関係者の話として報じた。オバマ氏は広島訪問で改めて発信した「核兵器なき世界」の段階的実現に向け、核攻撃への反撃を除いて核兵器を使わない政策を検討している。核実験を禁止する国連安全保障理事会決議を採択する構想もあるという。  先制不使用は通常兵器や化学兵器などによる攻撃への反撃として核兵器を使わず、対核 兵器に限ることで核使用を限定する。核保有国の中では中国が先制不使用を宣言している。  ただ、先制不使用宣言は核抑止力に影響を与えるとして日本や韓国、英国、フランスなど の同
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。