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フレデイ タンさん のコメント

米国の強みは何と言っても高水準の武力保持とその国が醸し出す退廃と米ドルだと私は思っています。そんな米国に日本は全面的に心酔し操まで捧げて居ると世界が見て居るのは間違いありません。人間は総じて退廃の誘惑に弱い。高潔な外交官が美しい女性スパイにころりと参る話は無数にありますし、世界はそういうものですが、例外があるから面白いものです。

その退廃という武器がなかなか通じない国の代表的なものがリビア、シリア、イラン、ロシア、中国、北朝鮮、キューバです。退廃が通じないことは米国に服従しないこととほぼ裏表の関係ですから、当然、米国のターゲットになる。リビアはあっという間に壊れてしまい、イランの友邦であるシリアは米国、イスラエルが仕掛けるISとアルカイダを使った主権追い落としのテロの標的になっています。それを見かねたイランはイラン上空をロシアのロケット通過に提供し最近になってロシアの最新戦略爆撃機に基地をも提供しました。シリアを巡ってイランは非常事態下にあるわけです。

そういう情勢下ですから、小林駐イラン大使の今回の行いは軽率だと言われても仕方ないと私も思います。
No.6
99ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  A :事実関係 8月21日毎日新聞報道 イランの首都テヘランのイラン人宅で今年4月に開かれたパーティーを治安当局が強制捜査した際に、出席していた小林駐イラン大使が一時、身柄を拘束され、事情聴取を受けていたことが毎日新聞の取材でわかった。国際条約が定める「外交特権」は、外交官の身体などを「不可侵」としており、捜査は異例だ。小林大使によると、「大使に対する扱いとして不適切で、イラン外務省に抗議した」という。 保守的なイスラム教シーア派政権が統治するイランでは、昨年の米欧諸国 などとの核合意を受けて経済制裁が解除されたことで、保守系組織を中心に外 国文化流入への警戒感が強まっている。今回の強制捜査は、こうした状況を背景 にした摘発強化の一環だった可能性もある。  複数の関係者らによると、小林大使は4月28日午後7時からテヘラン西部 で開かれた夕食会に夫人と出席した。主催者は歴代の日本大使とも
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。