A:事実関係 8月21日毎日新聞報道
イランの首都テヘランのイラン人宅で今年4月に開かれたパーティーを治安当局が強制捜査した際に、出席していた小林駐イラン大使が一時、身柄を拘束され、事情聴取を受けていたことが毎日新聞の取材でわかった。国際条約が定める「外交特権」は、外交官の身体などを「不可侵」としており、捜査は異例だ。小林大使によると、「大使に対する扱いとして不適切で、イラン外務省に抗議した」という。
保守的なイスラム教シーア派政権が統治するイランでは、昨年の米欧諸国などとの核合意を受けて経済制裁が解除されたことで、保守系組織を中心に外国文化流入への警戒感が強まっている。今回の強制捜査は、こうした状況を背景にした摘発強化の一環だった可能性もある。
複数の関係者らによると、小林大使は4月28日午後7時からテヘラン西部
で開かれた夕食会に夫人と出席した。主催者は歴代の日本大使とも
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外交特権といっても、相手国の法秩序は守らなければならないということなのでしょう。
諸外国に出かける場合、我々はパスポートが身分証明になるが、特権的外交関係者といえども、相手国が発行する身分証明書保持が、義務付けられる場合もあるということなのでしょう。
このことを、日本に照らし合わせると、外交特権者でないのに、沖縄での日本の法律を無視した犯罪処理など、とても受け入れがたい現実は、沖縄の人たちに大きな負担を負わせている。沖縄基地問題の深刻さを考えさせられる問題であり、孫崎さんに感謝です。
日本本土でも、例えば米軍基地に海外から飛来した軍用機に便乗した米国人が、そのまま基地ゲートから外へ出て、そのまま日本国内を旅行し、再び基地へ戻り軍用機で飛び立つ。
この場合どう考えても日本の法を超越した行為なのに、日本では不思議なことにスルーされている。
またその昔米軍横須賀基地近くの通称どぶ板通りで米軍兵士が酔って暴れる事件があったが、その後米軍のMPが装甲車を伴い自動小銃を構えてどぶ板通りをパトロールする光景を目撃したこともある。
ここはアメリカなのかと、驚かされたが、この光景はなぜかニュースにも載せられなかったと記憶している。
こういうけじめのない国だから、海外でもこのような対応をしてしまうのかもしれない。
おそらく大使館でのパーティーで酒が出るくらいのことは
普通だと思います。
イラン当局は見て見ぬ振りをする選択肢もあったはず。
ロシア連邦大使館であれば同じことはしなかったはず。
しかしその選択肢を日本大使館に対して取らなかった。
資源のないくせに、決定的に重要なはずの対イラン関係を
米国に盲従する形でしか構築できない日本への意趣返しでは。
孫崎さんはイラン赴任中には完全に断酒されましたか。
ハハ、答えなくていいです。
私には無理です。
米国の強みは何と言っても高水準の武力保持とその国が醸し出す退廃と米ドルだと私は思っています。そんな米国に日本は全面的に心酔し操まで捧げて居ると世界が見て居るのは間違いありません。人間は総じて退廃の誘惑に弱い。高潔な外交官が美しい女性スパイにころりと参る話は無数にありますし、世界はそういうものですが、例外があるから面白いものです。
その退廃という武器がなかなか通じない国の代表的なものがリビア、シリア、イラン、ロシア、中国、北朝鮮、キューバです。退廃が通じないことは米国に服従しないこととほぼ裏表の関係ですから、当然、米国のターゲットになる。リビアはあっという間に壊れてしまい、イランの友邦であるシリアは米国、イスラエルが仕掛けるISとアルカイダを使った主権追い落としのテロの標的になっています。それを見かねたイランはイラン上空をロシアのロケット通過に提供し最近になってロシアの最新戦略爆撃機に基地をも提供しました。シリアを巡ってイランは非常事態下にあるわけです。
そういう情勢下ですから、小林駐イラン大使の今回の行いは軽率だと言われても仕方ないと私も思います。
失礼、場所は大使館でなく私人宅なのですね。
それにしても日本とオーストラリアそしてフランス。
この取り扱いの差は証明書を所持していたかどうか
だけでしょうか。
「テヘランのイラン人宅で開かれたパーティー、主催者はイラン人で外国外交官ら約30人を招待」
*こうしたパーティーが一般的で日常的に行われているのか、治安当局が強制捜査するような性質のものなのか、これだけ の情報だけでは判断できない。
*問題にすべきは「治安当局が強制捜査」したことである。
*そこで「外交官カード」を携帯していなかった小林大使の不始末を同じレベルで論ずるべきではない。その切り口でイランの外交政策を論ずるべきではない。
>>3
米国大統領が来日すると専用車も持ち込まれます。
シークレットサービスの護衛官も。
専用車は日本の車検を受けなければ日本の道路を1ミリも
走れないはずです。
護衛官は必ず銃器を持ち込んでいるはずで、銃刀法違反
です。
これらのことは日本のマスコミで報じられたことがありません。
どうなっているのでしょうかね。
かつて冷戦中、ソ連からの要人来日に対して護衛に当たる者に
武装は、銃刀法にてらして許せない。
法治国家として当然のことである、として武装解除の上で護衛に
当たらせたと言う新聞記事を読んだ覚えがあるのですが。
>>8
わたしは飲酒を禁じたり、女だけに目だけを出した服装を
強制する教義が大嫌いなのですが、しかしわたしの思いを
別にすれば、私邸でのパーティーで酒がふるまわれば、
イランという国でその種の事柄で「治安当局が強制捜査」
したことはべつに問題にすべきとは思えませんね。
日本でマリファナパーティーをやればただではすみません。