フレデイ タンさん のコメント
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オバマ大統領が誕生し、核兵器削減を自己の重要政策として、これへの期待から、ノーベル
平和賞が与えられた。
オバマ大統領は、黒人という少数派から出てきて、軍産複合体やウオール・ストリートの
シナリオに沿って動かすには便利な大統領であったが、結局、実質的には彼独自の意志は何ら
実現できない政権であることを示した。
A: 事実関係1
オバマ氏、核先制不使用政策を断念か 米紙報道(朝日新聞、9月 7 日)
米紙ニューヨーク・タイムズは6日、オバマ米大統領が、自ら検討していたとされる核兵器先制不使用政策を取りやめる模様だと伝えた。複数の政権高官の話として報じた。
米国の核政策を大きく変える先制不使用は、「核なき世界」を提唱するオバマ氏の象徴な
政策になるとみられていた。同紙によると政権内で、先制不使用政策は日本や韓国などとの
同盟関係を損ねるとの反対意見が出た。中国やロシア
オバマには黒人故に弱者の気持ちを理解しくみ取れるだけの良識を持って国際政治に取り組むだろうと大いに期待したのですが、完全に裏切られた気持ちです。
イスラエルのネタニアフ首相がオバマ大統領の対イラン経済制裁解除に断固反対して米国に乗り込み米下院上院議員の大半を一堂に集め「イランに対して必要に応じ核で先制攻撃する」と宣言し、集まった議員全部からスタンデイング・オベイションを受けて居るのを見ると米国の大統領はネタニアフではないかと錯覚を覚えても仕方ないのです。米国の権力構造は完全に壊れてしまっています。
このように大統領をお飾り扱いするような米国は実に恐ろしい。米国の中核にある好戦族が蠢動し米国そのものがナチス第三帝国や大日本帝国が暴発したように暴発させないようにする世界体制作りには好き嫌いは別にしてロシアと中国の大いなる器量に負うところが大だと私は考えて居ます。
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