• このエントリーをはてなブックマークに追加

Mythe et poemeさん のコメント

孫崎先生が最初の本を出されたのはたしか90年代初頭だったでしょうか。
そのころから「外圧」がすさまじくなった。それは、日本を「開国」させるという名目のもと、外資の儲けの対象とするためのさまざまな圧力だった。その動きに応じていった官僚は出世し、国の利益を守ろうとした人びとは失脚させられていった。大蔵省マターで言えば「護送船団方式」がやりだまにあげられ徹底的に叩かれた。
だが、役人<腐敗>の構造は、今の方が酷い。わいろをもらっても高官であれば議員をつづけられるという。
優秀で、正しい分析をする人は、リーダーになれないという構造は、グローバル化のなかで進展している世界的な<腐敗>と軌を一にしているわけだ。
フランスではサルコジが国の金を盗んだという言い方でマスコミが批判している。
日本でも日刊ゲンダイが<腐敗>した都庁高官の実名をあげての報道をしたのはすばらしいことだ。国境なき記者団は日刊ゲンダイをしっかり認知し、その報道を英訳・仏訳するなどして、世界にひろめるべきだ。
No.6
100ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
私は18日のツイートで「日本社会:豊洲での都官僚だけでないが、日本社会は官僚であれ、政治家であれ、メディアであれ、業務のあるべき姿を主張する人は疎外し、あるべきでないことを平気で出来る人を重用する社会となった。日本がどんどん沈没していくのは当然だろう。あるべきでない方向へ向かう社会になっているのだから。」と書いたが、豊洲の責任者が華麗な出世や天下りしている像は、今日の日本社会そのものだ。ぜひ一読しておくべきだ。   A:事実関係  9 月 17 日日刊ゲンダイ「優雅に出世や天下り…都庁「盛り土無視」全責任者リスト」 優雅なものだ。何から何までデタラメの豊洲新市場騒動。土壌汚染対策の盛り土を実施せず謎の地下空間を隠蔽してきた“共犯者”たちは、ある者は順調に出世し、ある者はシレッと天下り先で余生を送っている。 ■伏魔殿ではクロをシロにできる者ほど出世する  なぜ、専門家会議の提言がないがしろにされ、盛
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。