残念ながら、特に今の日本には責任という用語が死語になっていると私は思います。「悪い奴ほどよく眠る」という風潮が蔓延していますから。司直やメデイアが責任を追及する、或いは罪人が自ら土下座し禊をするなんて高尚な流儀はまず期待できない。

知事としては残った建物と土地の有効利用を率先して直観でもいいから早く打ち出すべきだと私は思います。その有効利用について、私は都民じゃないから、とやかく言う筋合いはないですが、一つだけ思いつくのは、2001年９．１１のトウイン・タワーの破壊（無人のジェット機突入は目くらましの演出だった）でその能力の卓越が証明された米国の技術を導入し、米国の業者に発注（日本の業者はボルのでコストが高くなる）し構築物を一瞬で瓦礫にしてクラッシャーで粉砕、その上に盛り土する。それから、その上に世界に誇れる温帯ボタニカル・ガーデンを作る。勿論、庭園設計と施工は正しい日本人に頼む。まーざっとそういうことなんです。

東京を上空から見るとコンクリートで埋め尽くされ、人間の住める場所ではないことが分かる。そんな不毛な場所だから、石原、猪瀬、舛添というサイコパスを生んだのです。サイコパスの治療には緑しかないと思うのですが。