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m.m.さん のコメント

日本以外の国は、外交交渉にあたって、自国の利益を最優先に考え、その実現のために相手国の望む条件をちらつかせるのだ。プーチンが北方領土返還をちらつかせているのは、シベリア開発が狙いだろう。シベリアで仕事をさせる人材を、モスクワから移動させるのでは、時間的にもコスト的にも無駄が多すぎるためだ。だから、ほとんど日とが住むこともできず、利用価値の少ない歯舞や色丹を返還するといっているのだ。
だが、利用価値がないとは言え、米軍基地を作られては困るから、ロシア軍が警備する権利は留保する。米国政府が日ロ交渉に反対するのは、それが気に入らないためだ。
核兵器禁止条約の採決や、TPPの国会審議でも明らかになったように、日本政府は国民の利益ではなく、米国のために政治をしているのだ。
No.2
98ヶ月前
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  A 事実関係「プーチン氏、北方領土交渉「期限設定は有害」( 10/28 日経)  ロシアのプーチン大統領は 27 日、北方領土問題を含む日本との平和条約交渉の見通しについて「期限を決めるのは不可能で、有害ですらある」と明言。「解決を望み、そのために努力するが、いつどのように行われるか、今は答えられない」とも述べ、早期解決を目指す日本側をけん制。  ロシア南部ソチで開いた有識者との会合での質問に答えた。中国との領土交渉で合意した前例にも触れ「中国とは戦略的なパートナー以上の、これまでにない協力のレベルに達した。日本との関係はそのような質に至っていない」と説明。  一方で「日本とロシアはすべての問題を最終解決することに関心がある。互いの国益に合致しているからだ」と強調。「将来を見据え、我々が共に取り組まなければいけない」とも述べ、領土問題の解決への意欲を改めて示した。  一連の発
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。