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m.m.さん のコメント

以前は、米国にとって「敵国」だった中国を威嚇するために、日本、とりわけ沖縄に米軍基地を置く必要はあった。
だが、今の米中は最大の友好国になっている。考え方の相違で激論をすることはあるが、そんなことは、どこの国にもあることで、あらゆることに「イエス」しか言わない日本が異常なのだ。一般家庭でも「ケンカするほど仲が良い」と言われるのと同じで、それによって、お互いの心を理解し合うのだ。
「米軍が撤退したら中国が攻めてくる」と心配する人もいるようだが、そんなことをして、中国にメリットがあるだろうか。日本と戦争など始めたら、チベットや新疆でも暴動が始まり、収拾がつかなくなるのは目に見えている。
トランプ大統領が「米軍経費を増やさなければ、撤退するぞ」と言ってきたら、「どうぞ」と言うべきだが、無能な自民党政権には(仮に民進党でも)、その勇気もないだろう。

No.3
98ヶ月前
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 米国大統領選挙で、トランプが勝利した。彼は様々な問題で、従来の米国政策の根本を覆す、かつ常識的に米国が採用しえないであろう発言を続けた。 「メキシコとの間に、強固な壁を構築する」 「イスラム教徒の入国を禁ずる」 こうした流れの中に、日米安全保障関係が含まれる。 本年3月ニューヨーク・タイムズ紙とのインタビューで①「日本は世界中のどの国よりも駐留経費を負担している」との見解に「実際のコストより、はるかに少ない」②「負担を大幅に増やさなければ、日本や韓国から米軍を撤退させるか」との問に「喜んでではないが、そうすることをいとわない」⓷日韓両国が北朝鮮などから自国を防衛できるようにするため、「核武装もあり得る」と発言している。  トランプの発言は日本から金を引き出すことを最優先し、その取引材料として基地よりの撤退を述べているのであり、純粋な基地撤退論者ではないことに留意し
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。