フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
平和的手段での平和構築②、国家間の軍事紛争は現在、急速に減少し、二〇一〇年ごろからゼロに近くなっています(『21政治の戦争と平和』から)
まず「 一九四六 年から 二〇一四 年間の紛争タイプ別傾向 ( Trends by Conflict Type, 1946-2014 ) 」を見てください。 。
Global Conflict TrendsTrends by Conflict Type, 1946-2014
http://www.systemicpeace.org/CTfigures/CTfig13.htm The Center for Systemic Peace (CSP)
この表から、次のことが読み取れます。
○一九八五 年、ソ連のゴルバチョフ書記長が米国を敵と位置づけなくなったころから、国家間軍事紛争は急激に減少し、二〇一〇年ごろからは
続き
孫崎先生ご提供の紛争タイプ別表では確かに1990年以降国家間、革命、民族に関わる戦争が下がり傾向にありますが、その間、実は米国とイスラエルが中東で「大イスラエル構想」の実現に向けて周辺アラブ諸国への圧迫強化を行い、そしてイラク戦争を行い、イスラム国家を創り、シリアの撲滅作戦に忙しく立ち働いています。その結果、このようなグラフになったと私は考えています。米国、イスラエルのかかるジョイントベンチャーを見かねたロシアと中国はシリア支援で介入することになり米国、イスラエルの作戦は行き詰まっています。
でも、米国好戦派はしぶとい。その代わりに矛先を東アジアに向け始めました。朝鮮半島、尖閣、南中國海のサンゴ礁領有をめぐって国家間戦争が起こる可能性は十分にあると私は観て居ます。出来るだけ早く好戦的な安倍政権を退場させねば、えらいことになりまっせ。韓国ではプロレタリアートが動きだし政権交代を実現させようとしています。米国には想定外でしょう。この想定外の動きは朝鮮半島の緊張を緩めることになりましょうが、その代わりに尖閣が緊張するのでは困ります。
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