なしさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
真珠湾攻撃は日本の歴史の中で最大の愚挙。「何故この間違いを犯したか」を、
どんな人がどの様な見解を持っているか見てみたいと思います。(出典『日米開戦の正体』
A :研究者・評論家
1:朝河貫一(元エール大学教授。『日本の禍機』の著者)
・日本人が今までになかった惨禍を招いたのは、日本人の常習となっている妥協や、盲従によるものでした。
・もし日本人が偉大な民族になろうとすれば、結果に関わりなく、国に対してであれ、誰に対してであれ、自らの堅い信念に基づいて主張しなければならない。
・もし日本が真の民主主義を願うなら、とりわけ民主主義の政治形態は、市民一人一人が良心に対する危機感を強くし、個人的な責任を果たすことである。
2:加藤陽子(東京大学教授。専門は、日本近代史)。著書『それでも日本人は「戦争」を選んだ』
・1937年の日中戦争の頃まで、当時の国民は、あくまで政党政治
そこは歴史の変数に含まれる部分でしょうね。
ヒトラーがシベリアを日本にくれるかどうかは。
でもシベリアなんかはどうでもいいのです。
あんな雪と氷しかないところは。
ヒトラーの最も欲しかったのはコーサカスの油田です。
それを手に入れさえすれば全ヨーロッパを蹂躙したと
思います。
日本は12月になって米国と開戦するわけですが、
その時、ドイツの敗北が決定的などということは
あってはならなかった。
ドイツが独ソ戦勝利ならあらゆる変数は日本有利
に動いたと思います。
ABCD包囲網は木っ端微塵になって、真珠湾はなく
米国の第二次大戦参加がなかった可能性もあります。
ご存知と思いますが米国世論は参戦には否定的でした。
まあ最もそうなっていれば日本は天皇を頂点とした
ウルトラ全体主義国家として存続しているのかも。
そんな国には生まれてきたくもないのですが、それは
また別の話です。
Post