• このエントリーをはてなブックマークに追加

なしさん のコメント

もう一つ言えば古代から現代に至る戦争の歴史を見れば
常識的に見て勝てるはずのない戦争に勝った例はたくさん
あります。

最近ではベトナム戦争がそうです。

以前にも書きましたが、独ソ戦で圧倒的な進撃を続ける
ドイツに呼応して関東軍をシベリアのソ連軍に向けていれば
今、ロシア連邦という国はありません。

東京大空襲の悲劇もヒロシマナガサキもありません。
日本の敗戦もない。

戦争というのは始めないほうが良いが、始めた以上は
絶対に勝たなくてはいけません。
国境紛争くらいならともかく、総力戦とは民族の攻防が
かかっているのです。

ヒッタイトやカルタゴのように日本民族が世界史から
退場したかもしれない。

松岡洋右がソ連を責めるべしと奏上した時、ノモンハンでの
トラウマにとらわれた昭和天皇が、時期尚早であると
退けた時、その先の日本民族の悲劇が決まりました。

ただ一度だけやってきたチャンスを逃しました。
No.3
97ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
真珠湾攻撃は日本の歴史の中で最大の愚挙。「何故この間違いを犯したか」を、 どんな人がどの様な見解を持っているか見てみたいと思います。(出典『日米開戦の正体』 A :研究者・評論家 1:朝河貫一(元エール大学教授。『日本の禍機』の著者) ・日本人が今までになかった惨禍を招いたのは、日本人の常習となっている妥協や、盲従によるものでした。 ・もし日本人が偉大な民族になろうとすれば、結果に関わりなく、国に対してであれ、誰に対してであれ、自らの堅い信念に基づいて主張しなければならない。 ・もし日本が真の民主主義を願うなら、とりわけ民主主義の政治形態は、市民一人一人が良心に対する危機感を強くし、個人的な責任を果たすことである。 2:加藤陽子(東京大学教授。専門は、日本近代史)。著書『それでも日本人は「戦争」を選んだ』 ・1937年の日中戦争の頃まで、当時の国民は、あくまで政党政治
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。