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younghopeさん のコメント

様々な文献、評論、社会小説などを通じて、小国島国日本が、大国大陸国に挑む話が聞かされる。国民の20%ぐらいの人は、そんなことは知りすぎるほど知りすぎている。話を聞くたびに、物知りが得意がっているように思えてならない。
孫崎さんの話を聞くような人は、「安倍に代表される愚かな外交は、何故引き起こされるのか、外務省は、外務省としての機能が正常に作用しているのか」が、問題なのです。「自民党は、正常な外交を機能させる方策が議論されているのかどうか」が、問題なのです。

政治家集団も、官僚集団も、経済団体も、共産党を含めた政党も、米国の前に跪き、みじめな仮の姿をさらけ出しているが、「今に見ていろ、そのうちに仇をとってやる」というような愚かな発想を胸に抱いているのでしょう。真珠湾の戦争を否定するだけでは、米国の呪縛など、いつまでも解けない。

戦争は良くないが、米国の呪縛の方がさらに悪い。自立なき、米国の戦争に加担することになってしまう。米国の呪縛をどうしたら、取り除いていけるかの、議論が全く欠けているのが、日本の姿である。孫崎さんも例外ではない。
No.1
96ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
真珠湾への道は日露戦争での“勝利”から始まっています    夏目漱石は『それから』で日本を牛と競争する蛙に例えて「もう腹が裂けるよ」と書いています     小説家は人間の真実を追求していますが、彼らが社会現象に目を向けた時、社会学者より、端的に真実を指摘することがあります。  夏目漱石がそうです。  夏目漱石は『それから』(1909年著)で、日露戦争後の日本を実に見事に描写しています。  ********************************* 「大袈裟に云うと、日本対西洋の関係が駄目だから働かないのだ。第一、日本程借金を拵らえて、貧乏震いをしている国はありゃしない。この借金が君、何時になったら返せると思うか。そりゃ外債位は返せるだろう。けれども、そればかりが借金じゃありゃしない。日本は西洋から借金でもしなければ、到底立ち行かない国だ。それでいて
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。