フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
真珠湾への道は日露戦争での“勝利”から始まっています
夏目漱石は『それから』で日本を牛と競争する蛙に例えて「もう腹が裂けるよ」と書いています
小説家は人間の真実を追求していますが、彼らが社会現象に目を向けた時、社会学者より、端的に真実を指摘することがあります。
夏目漱石がそうです。
夏目漱石は『それから』(1909年著)で、日露戦争後の日本を実に見事に描写しています。
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「大袈裟に云うと、日本対西洋の関係が駄目だから働かないのだ。第一、日本程借金を拵らえて、貧乏震いをしている国はありゃしない。この借金が君、何時になったら返せると思うか。そりゃ外債位は返せるだろう。けれども、そればかりが借金じゃありゃしない。日本は西洋から借金でもしなければ、到底立ち行かない国だ。それでいて
どこの国でも為政者は嘘を平気で主流メデイアを通じて国民に伝達します。特に戦争関係でその傾向が強く現れます。そういう嘘に国民の多くが気づけば、国家が道を誤ることは極端に少なくなっていくと思います。今回のトランプの大統領選出は米国民の多くが中東情勢、対ロ関係についての主流メデイアのナラテイブのいい加減さや嘘を知っていたから生まれたのだと私は考えてます。勿論、米国民はそういう知識をインタネットで知ったからです。候補が選挙で発した言葉がその通り実行されるとは限りません。それは別問題です。安倍政権を観て居ればそのことは良く分かります。
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