m.m.さん のコメント
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米軍普天間飛行場の移設計画で、沖縄県の翁長雄志知事による名護市辺野古の埋め立て承認取り消しを巡り、国が県を相手に提起した不作為の違法確認訴訟で最高裁第2小法廷は12日、口頭弁論を開かずに判決を今月20日に言い渡すことなどを県に伝えた。高裁判決の変更に必要とされる弁論を開かずに最高裁が上告審の判決期日を指定したことにより、福岡高裁那覇支部が言い渡した県の敗訴が事実上確定した。辺野古の新基地建設阻止を掲げる翁長県政にとって厳しい結果となり、今後の議論に大きな影響を与えるのは確実。国は判決を受けて、年明けにも埋め立て工事を再開する構えだ(琉球新報)。
これに関係し、琉球新報社説を下記に紹介する。
<社説>「辺野古」県敗訴へ 自治否定は禍根残す 民主主義守る闘いは続く
民主主義と地方自治を踏みにじるなら、司法の正義は失墜する。歴史に禍根を残す国追随の司法判断が確定しようとして
なぜなら、最高裁判所長官の任免権は総理大臣が持っているためだ。
つまり裁判官にとって政府は「上司」であり、その主張を否定することは自分の出世の道を閉ざすことなのだ。
裁判中に沖縄県が「正当な理論」を展開してきたら、裁判官にはそれを否定する自信がないから、弁論も開かずに結審したのだ。
「日本には、まともな裁判制度がない」ことの証明と言えるだろう。
この国は、すでに民主主義国ではなく、強権独裁国家になってしまったのだ。
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