フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
・安倍政権になって、大手マスコミの安倍政権広報メディア化は深刻だ。
・「国境なき記者団」は2016年、世界の報道の自由度ランキングで日本
を72位とした。驚く数字である。日本の大手メディアの流す報道だけに接し
ている人で、この数字を知っている人はどれだけいるだろうか。
・大手マスコミが如何に安倍政権の広報機関化していることは、一つ一つ の安倍首相の行動に対する報道ぶりをチェックすれば明確だ。
その典型は安倍首相の真珠湾訪問に対する報道ぶりだ。
朝日新聞などは「現役首相初の訪問」と報じた。
しかし、すでに吉田首相、鳩山首相、岸首相が訪問していることも明らかに
なっている。鳩山一郎首相の真珠湾訪問を伝える1956年10月30日付の
「ハワイ報知」紙面「首相を迎える19発の礼砲と日米双方の国家吹奏の後、
儀仗兵を閲兵した」
そして
米国の支配層が新聞とテレビを完全支配下に置こうと決意したのはベトナム戦争に敗北した苦い経験があったからだと言われています。そして、種々の政府転覆、内政干渉、イラク戦争をものにしました。しかし、その後、ネット社会が成熟するにつれて、米国の人々のニュースを得るソースが多岐に亘るようになり、事実と真実がかなりの層に拡がり始めました。その結果がトランプの勝利です。米国支配層にとって大きなショックでしょう。ヒラリーはネットの規制に乗り出そうと動き始めましたが、こうなると米国の唯一の売りである「言論の自由」が根底から無くなるわけで、どっちにせよ、米国の今後の指導力の衰微は必定です。
米国の後追いでしかない日本のメデイア・コントロール政策の意図が何か分かりませんが、意図が何であれ、米国と同じように早晩衰微するでしょう。
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