• このエントリーをはてなブックマークに追加

ヨシさん のコメント

孫崎さんの指摘によれば
トランプは27日の大統領令で、イラン、イラク、・・・7か国からの渡航者の米国への入国を90日間停止した
この措置は、米国が進めようとしているテロとの戦いに深刻な影響を与える。

基本的に米国はこれらの国の体制、あるいは有力勢力の打倒を意図している。
これに対抗するため、正規軍での戦いではかなわない米国にテロ攻撃を仕掛けている。
このテロとの戦いには通常、イラン、イラク、・・・には米国と呼応する勢力がいて、米国は彼らに、資金、時に武器などを提供して現有勢力を揺さぶっている。
こうした米国に呼応する勢力・・・、米国と一体という気持ちも彼らの戦いの力になっている。
そして万策尽きた時には米国に逃げることも選択に入れて戦っている。
それなのに、イラン、イラク・・・人々の入国を禁ずるという。
もう米国と一緒に戦うのは止めたという人々が続出しよう。

今回の措置で誰よりも憤慨しているのは対テロ戦争の実施部隊である国防省とCIAである。
・・・・

トランプは、
 対テロ戦争を止めようとしている。
 対テロ戦争の実施部隊である国防省とCIA(さらには軍産複合体)を弱体化させようとしている。
それが、アメリカ ファーストの 政策の一環。

ではないか。
No.5
94ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  トランプは 27 日の大統領令で、入国審査の厳格化を進める間の暫定的な措置として、イラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメンの 7 か国からの渡航者の米国への入国を 90 日間停止した( Forbes JAPAN )。 この措置は、道徳的是非を別としても、米国が進めようとしているテロとの戦いに深刻な影響を与える。 そもそもイラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメンが何故テロに加担するか。 基本的に米国はこれらの国の体制、あるいは有力勢力の打倒を意図している。これに対抗するため、正規軍での戦いではかなわない米国にテロ攻撃を仕掛けている。 このテロとの戦いには通常、イラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメンには米国と呼応する勢力がいて、米国は彼らに、資金、時に武器などを提供して現有勢力を揺さぶっている。現地の呼応勢力がなければ、現有勢力の
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。