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001058さん のコメント

 雨漏れの予算が2年間もつかないなど狂気の沙汰である。組合が予算について無知だからこんなことになるのである。学校にとって本当に大切なのは何なのか、ちょっと考えればわかるはずである。生徒や父兄を巻き込んで、どう思うか議論すればいい。そのうえで、アホな予算担当課など相手にせず、直接教育長に直談判すれば済む話である。ただ、予算担当課としては、工事費はつけないが、需用費を使えばいいではないかと思っているかもしれない。需用費は必ず予算が配当されるので、節約すれば、修繕できるではないかと言いたいのかもしれない。需用費は少額であれば修繕費としても使えるのである。そのことを学校事務職員はわかっているのだろうか。それにしても予算担当課と学校の意思の疎通が計れていない最悪のケースである。
小泉政権以来、公務員の世界まで成績主義、競争主義の考えが押し付けられるようになった。営利を求める民間ならいざしらず、公務員の世界にこのようなことが強いられれば、互いに相手を蹴落としてやろうという気持ちが沸き上がるのは当然である。職場は年がら年中殺伐とした雰囲気になる。全く良いことはない。売り上げのように目に見える形がないのに、無理やり成績に差をつけなければならない状況をつくったのである。上司は部下を評価し、部下は上司を評価するという様式まで作成し、人事課へ提出させる等が起こったのである。戦時中じゃあるまいし、大変なことになったものだ。目に見える形で給与の分捕り合戦をやらせたわけである。おぞましいことが起こったのである。公務員は競争がなく、ぬるま湯につかっていると言われるが、それでいいのである。殺伐とした職場からは、住民への暖かいサ-ビスは出てこないのである。和気あいあいとした職場だからこそあたたかいサービスが生まれるのである。競争主義を公務員に取り入れた小泉政権の最大の汚点として今も残っている。千葉県は、何にも考えない、政府、官僚の言うことを忠実に守っているアホな県だということがよくわかった。
No.2
94ヶ月前
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   4日、千葉県で講演に出かけた。主催者は千葉県高等教職員組合などである。  私の講演の後、一人の教師が高校の現状を説明した。 ・今、私の学校の中央廊下に雨漏りがして、廊下にバケツをおいている状態が2年間続いている。補修費がつかないのである。  他方百万円を超える規模で、緊急性を要しないコンピューターの買い替えが進んでいる。こちらは予算がある。 ・おかしいだろう。これが実情だ。現場に判断させない。それがここまで来ている。 ・千葉県では今70%の教職員の賃金がカットされている。  他方、管理者や、優秀と認めた30%に昇給が図られている。当局に望ましいと思われるものの給与が上がり、他の人はカットされる。 ・これらは何を意味するか。  現場は自ら考えるな、指示を実行すればいい、それがこのような状態を生み出すとろろにまできている。
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。