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younghopeさん のコメント

孫崎さんのご指摘どうりなのでしょう。

日米同盟の可否は、リベラルでも、意見の分かれるところであるが、日米同盟に基づく日米地位協定は、我々国民の意思で改定いけるというより改定していかなければいけないのでしょう。韓国、ドイツができて、日本ができないというのは、基地住民に対する直接的なお金のバラマキによって、さまざまな生活上の権益が得られるために眼がくらみ、間接的に得られる全国民的利益が犠牲にされる現象が支配しているからである。国民一人一人の公共に対する考え方が、ドイツはともかくとして、いつもけんかしている韓国より劣るともいえるのです。日米条約と憲法は、180度違う考え方であることを頭に叩き込んで、日米基地協定を改定していく努力が一番大切であり、憲法護持がその精神の中で機能するようにしていかなければならない。基地協定と憲法護持は切り離せないものであるのに、基地協定に触れずに、憲法だけに触れるから、現実性にかけるので、さまざまな例を入れて、憲法改正の危険を説いても、基地協定が問題でなく、日米協定が問題になり、国民的理解が大きく広がっていかない。リベラルが、基地協定の改定に眼が向かわなければ、対米交渉の政府の後ろ盾になることができない。政府と対立するのでなく、後ろ盾にならなければ、米国にまともに向き合えないのです。リベラルに柔軟性を期待できないか、大人になれないか、何とか成長してほしいものである。
No.1
94ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 今年の入学試験の時期が来た。 「文部科学省は十五日、今春の国公立大二次試験の確定志願者数が昨年より八百五十九人減の四十七万七百八十五人だったと発表した。募集人員に対する倍率は昨年と同じ四・七倍。」(東京新聞)  この際、安全保障と教育の関係を考えていただきたい。出典『21世紀の戦争と平和』  *****************************  核武装、集団的自衛権、安保法制――。このような議論をはじめると、「それは難しい問題で、私とあまり関係がない」と感じる人も多いと思います。  実はそうでないのです。これらは私たちの生活と直結しています。  私は 二〇一六年三月四日付日刊ゲンダイに「軍国主義化は国民生活を犠牲にする」という論評を寄稿しました。  「日本は今、集団的自衛権で自衛隊を米国戦略に奉仕させるシステムを作り、防衛費を増大させ、ひたすら軍国主義の道を進んでいる。だが、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。