なしさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
今年の入学試験の時期が来た。
「文部科学省は十五日、今春の国公立大二次試験の確定志願者数が昨年より八百五十九人減の四十七万七百八十五人だったと発表した。募集人員に対する倍率は昨年と同じ四・七倍。」(東京新聞)
この際、安全保障と教育の関係を考えていただきたい。出典『21世紀の戦争と平和』
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核武装、集団的自衛権、安保法制――。このような議論をはじめると、「それは難しい問題で、私とあまり関係がない」と感じる人も多いと思います。
実はそうでないのです。これらは私たちの生活と直結しています。
私は 二〇一六年三月四日付日刊ゲンダイに「軍国主義化は国民生活を犠牲にする」という論評を寄稿しました。
「日本は今、集団的自衛権で自衛隊を米国戦略に奉仕させるシステムを作り、防衛費を増大させ、ひたすら軍国主義の道を進んでいる。だが、
ベトナム戦争世代のわたしの時代、国立大学の学費は
いまからするとただ同然の安さでした。
だからこそわたしは大学に行けたのです。
いまならおそらく無理です。
文系は私立大学とほとんど変わりませんので。
それでも奨学金で大学に行った若い人たちが、
卒業したのち返済で身動きできなくなっているのを
みると本当にかわいそうです。
若い女性が返済のため風俗で働いているのを取材
した新聞記事を読みました。
「家が貧乏なのに大学になど行った罰です」なのだ
そうです。
なんということ。
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