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younghopeさん のコメント

達見であり、同じように、鈴木大拙の宗教書を見ていると、近代文明と機械化の弊害を指摘しており、移ろいやすい世俗にとらわれない自己確立した世界に遊ぶ(言動する)ことの重要性を説いておられるのでしょう。

戦前も戦後も、日本人の勤勉性と自己犠牲の上に成立する集団化により、貿易で莫大な増加を図り、国力を強化してきた。問題は、国力の源泉である貿易収支を、何に活用していくかであるが、赤字財政の軽減、国民の生活向上、福祉の充実でなく、軍事費の増大化が図られることである。今回の予算も、如実にその事例を踏襲している。歴史は繰り返す、わかっていて止められない軍事強化をどのように理解すべきであろうか。米国にも中国にもロシアにも偏らない日本独自の道を選択すべきであるが、日本人同士の議論の集約化が図れない。日米同盟に異議を持たず属国意識が支配し、日本人同士で、議論して、多数に従うという民主主義の理念が根付いていないのです。


No.2
92ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  A: 事実関係:ラフカディオ・ハーンは著『神国日本』(1888年米国で出版し、日本では平凡社、 1976 年)からの引用 ・(日本の)近代の変転、変化の目まぐるしいばかりのあわただしさー19871年の社会の改革から1891年の第一回国会開設に至るものーを考察いただきたい。19世紀の半ばに至るまで、この民族は、2600年前のヨーロッパの族長社会と同じままでいた。 ・ド・クーランジェ(注、 19 世紀のフランスの中世学者)は個人の自由の欠如ということがギリシア社会の紛乱と結局の壊滅を見るにいたった真因であったと指摘している。 ・日本の場合にはこの(族長組織)解体は、電気と蒸気の持つ急速な力の作動する強力な外敵圧力によって起こっている。無政府無秩序の状態の危険性は目睫の間に迫っており、それに人民―驚いたことにもう一千万以上にも増大しているのだーは産業状態下の窮乏から展開されるあらゆる形の
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。