• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

トランプ政権が米国内産業を育成し貿易不均衡を是正しようと考えるなら、中国の政策を真似れば良いと私は思います。

米国は米ドルを基軸通貨として世界各国に強引に売り込み、兵器を売り込み、米ドルを世界に流通させて世界を支配管理することを国是として第二次大戦後鋭意頑張って来ました。トランプがTPPを断念したのはその遠大な「アメリカの世紀」政策が破綻したからだと考えても不都合はないと私は思います。そのような状況で中国との貿易交渉にあたって関税を下げろ等を主張するのは如何なものかと私は思うのです。一方、国内産業育成プログラムは米国の真の支配層である国境なき巨大資本のスケジュールには入っていません。米国にアジトを置く巨大資本は米国人の生活向上と産業育成にはその本性から言って関心を向けない。トランプが志向する貿易政策、そして国内雇用の拡大を実りあるものにするには米国支配層とのバトルで勝利することが前提にあると私は考えます。
No.2
92ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
米中首脳会談で、最重要課題は貿易問題。トランプは米国内工業拡大を最優先。当然、中国の対米貿易をどうするかが重要課題。他方、自動車産業だけを見ても、解決策は容易ではない。 A: 事実関係 Quartz 掲載、 Tim Fernholz 著「もし米国の対中貿易がそんなに不公平なら、何故中国で最も売れる車が GM か( If US trade with China is so unfair, why is GM the best-selling car there? )の主要論点 ・二大経済大国が自動車価格をめぐって戦うか ・米中首脳会談を前に、ホワイト・ハウスは米国車に対する高額関税に不満であることを明確にした。 ・昨年米国は対中貿易で3470億ドル( . $347 billion )の赤字である。 ・米国の自動車関税が2.5%に対して、中国は21-30%である。これによって外国企業の中国国内投資を
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。