米中首脳会談で、最重要課題は貿易問題。トランプは米国内工業拡大を最優先。当然、中国の対米貿易をどうするかが重要課題。他方、自動車産業だけを見ても、解決策は容易ではない。
A:事実関係Quartz掲載、Tim Fernholz著「もし米国の対中貿易がそんなに不公平なら、何故中国で最も売れる車がGMか(If US trade with China is so unfair, why is GM the best-selling car there?)の主要論点
・二大経済大国が自動車価格をめぐって戦うか
・米中首脳会談を前に、ホワイト・ハウスは米国車に対する高額関税に不満であることを明確にした。
・昨年米国は対中貿易で3470億ドル(. $347 billion )の赤字である。
・米国の自動車関税が2.5%に対して、中国は21-30%である。これによって外国企業の中国国内投資を
コメント
コメントを書く「米国が規制を撤廃しようとすれば、中国は欧州車、日本車にシフトする。」。そんなに簡単にできることではないでしょう。
貿易競争の重要点は、①労働コストであり、②為替であり、③関税であり、④資源である。米国側に言わせれば、貿易の基本が、不平等な中で行われており、巨大な貿易収支赤字につながり、多くの米国民が職を奪われているということでしょう。
問題の本質は、過去の米国政権が、製造業の没落を、海外生産で補い、多国籍企業を巨大化させてきた。また、金融面では、「強いドルを標榜」し、多くの国から投資を呼び込み、巨大な利益を上げてきた。資本主義の構造を変えてきたのは、米国自身である。米国の選択が間違いであり、製造第一主義に復古させるといわれても、依存度が高く、米国の需要なくしては、中国の製造品を他国に振り替えることなどは、成り立たないでしょう。米国自身は、資源を確保しており、中国ほどの打撃はなく、今回の中国の出方は、日本の方向を大きく変える要素が強く、目を離せない。
トランプ政権が米国内産業を育成し貿易不均衡を是正しようと考えるなら、中国の政策を真似れば良いと私は思います。
米国は米ドルを基軸通貨として世界各国に強引に売り込み、兵器を売り込み、米ドルを世界に流通させて世界を支配管理することを国是として第二次大戦後鋭意頑張って来ました。トランプがTPPを断念したのはその遠大な「アメリカの世紀」政策が破綻したからだと考えても不都合はないと私は思います。そのような状況で中国との貿易交渉にあたって関税を下げろ等を主張するのは如何なものかと私は思うのです。一方、国内産業育成プログラムは米国の真の支配層である国境なき巨大資本のスケジュールには入っていません。米国にアジトを置く巨大資本は米国人の生活向上と産業育成にはその本性から言って関心を向けない。トランプが志向する貿易政策、そして国内雇用の拡大を実りあるものにするには米国支配層とのバトルで勝利することが前提にあると私は考えます。
米国は日本や中国や欧州諸国にも、貿易不均衡だと言っている。
米国の企業は、米国製品は「世界一優れている」と信じている。それだけなら問題はないのだが、それぞれの国にはそれぞれの事情があることを無視し、「世界一優れた製品を買わないのは各国が不当な扱いをしているからだ」と決めつけている。
たとえば、日本では道路が狭いから小さな軽自動車が人気なのに、その国に大型で燃費の悪い車を売りつけようとしている。客が何を欲しているかを調べ、そのニーズを叶えるのが商売の大原則だということを認識すべきだ。米国企業が、市場調査に来日したことがあるのだろうか。
まともに取り合うのはバカらしいことです。
トランブは粗野で無知な男ですから、米国が
2国間交渉ですごばなんでも米国の思い通りに
なると思っています。
米国は世界最強だから、と。
習近平にハッパをかけられればわかることです。
それをするには自分は大統領になるのが20年
遅すぎたことが。
中国は現在では米国の経済、産業を破滅させる
力を持っています。
すごば、は、スゴめば。
わたしのmacはだいぶ年季が入ってきて
最近、ちょっとおかしいのです。
わたし同様に。
トランプは最近、北朝鮮に対してもスゴんでいますが
それもビルクリントン時代にとっくに結論が出ています。
軍事オプションはありえないと。
多分、その知識がないのですね。