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younghopeさん のコメント

空爆と化学兵器の二つの問題がある。ロシアはイドリブ県ハーン シェイフーンへの空爆は認めている。反政府軍が保持していた化学物質が、空爆によって拡散したか、空爆時同時に化学兵器を使用したか、論点が分かれるところでしょう。孫崎さんご指摘のように、同時使用でなく、反政府軍保持化学物質が、拡散したとみるのが、妥当なのでしょう。

大きな疑問は、米国は、シリア「アサド政権」は、シリア国民の意思にゆだねることを明確化したのに、化学兵器は別にして、何故、シリア政府軍が、空爆に踏み切ったのか、その真意がわからない。空爆しただけでも、米国の意志を無視したことであり、ふりだしに戻すことにつながるのです。まず、追求しなければならないのは、シリアの反政府軍空爆の愚挙である。大きな問題であることは間違いないが、化学兵器云々は、二次的問題である。ロシア、シリアは、空爆の正当性を明確化する必要性がある。
No.2
93ヶ月前
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    イラクが何故混乱したかを考えてみよう。 サダム・フセインは独裁者であった。しかし、サダム体制下、スンニー派とシーア派のすみわけがあった。しかし、現実には存在しない、大量破壊の危険を口実に、イラク戦争に入り、イラク国内を大混乱に導いた。 イラク国民にとって、①サダム政権下が望ましいか、②イラク戦争後のイラクが望ましいかといえば、圧倒的に前者である。 同じ状況はリビアのカダフィ政権の打倒でも起こった。 何故、こうした事態が起こっているか。 現地住民のためと言っているが決してそうではない。 では何故か。 大きい要因に2つある。  1: 軍事行動は米国の軍需産業に利益をもたらす。  常に、留意しなければならないのはアイゼンハワー大統領の離任の言葉です。 「、 350 万人の男女が防衛部門に直接雇用されています。私たちは、アメリカのすべての会社の純収入よりも多いお金を毎年軍事に費やします。 私たちは、こ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。